令和元年度修了生・卒業生への告辞

 準学士課程卒業生193名に卒業証書を授与いたしました。卒業生の中にはマレーシアより2名の外国人留学生も含まれています。また、専攻科修了生41名に修了証書を授与し、併せて学位授与機構より学士(工学)の学位も授与されました。
 卒業生・修了生の皆さん、誠におめでとうございます。本校の教職員一同、心からお祝い申し上げます。御家族や関係者の方々にも心よりお慶び申し上げます。
 卒業生・修了生の皆さん、5年間あるいは7年間に渡り、厳しい勉学と研究、課外活動等、密度の濃い充実した学生生活を送られたことでしょう。この経験はこれからの長い人生において、忘れることのできない思い出となります。自信をもって新たな一歩を踏み出してください。
 木更津高専の創設以来これまで、卒業生は7,591名、専攻科修了生は605名に上り、国内外の様々な領域で幅広く活躍しています。
 木更津高専の卒業生・修了生は、約半数が就職し、半数が進学します。
 求人倍率は約30倍です。企業からは、「高専生は基礎からみっちり勉強しており、土台がしっかりしている」と高い評価を受けています。
 また、進学についても、卒業生は、本校専攻科や豊橋・長岡の技術科学大学、千葉大学等の国立大学等に進学しています。修了生については、東京大学、東京工業大学、筑波大学、慶應義塾大学等の大学院に進学しています。
 昨今、東京工業大学、千葉大学大学院、慶應義塾大学大学院と協定を新たに締結するなど、木更津高専の評価は年々高まっています。
 高専制度は、我が国の高度経済成長を担う中堅技術者の養成のため50年程前に創設されましたが、Society5.0時代と言われる今日、IoT、AI、ロボティクス、サイバーセキュリティ等最先端の技術者養成という役割が高専に期待されています。これからの時代は高専生が主役として切り開く時代で、まさに「高専生は日本の宝」です。
 近年、我が国の高専教育システムをモンゴル、タイ、ベトナムといったアジア諸国に輸出する動きもあります。本校は、タイとモンゴルの高専支援校であり、タイ高専には教員を派遣し、モンゴルの3高専とは新たに連携交流協定を結びました。
 また、今年度補正予算で、シェアハウス型の国際寮を新たに建設する予定であり、昨年度新設した「国際コラボステーション」の活用と合わせて、本校の一層の国際化を推進していきます。
 皆さんが、それぞれの進路において、その力をいかんなく発揮し、木更津高専出身者の実力を社会に示して下さい。そのことで高専教育の重要性が益々認識され、木更津高専も更に発展していければと思います。
 皆さんのこれからの御活躍と輝かしい未来を心より祈念し、お祝いの言葉といたします。

                       令和2年3月19日
                         木更津工業高等専門学校長 佐久間 研二