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平成29年度PASCHプログラムアジア地区ドイツ語国際オリンピック(タイ)(派遣学生報告)

「最高の一週間」

~アジア・ドイツ語オリンピック2017に参加して~

 私は、今回アジア・ドイツ語オリンピック(Deutsch Olympiade Asien Pazifik 2017: APDO)に参加させていただきました。この催しは、2017年8月12日~21日にタイのバンコクとラヨーン(バンコクから約100km南東の県)で開催され、アジア・オセアニア圏の10か国(タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インド、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、中国、日本)からPASCH校生が80名ほど集まり、8泊9日の期間、生活を共にしました。

 参加者は、A2(ドイツ語中級コース)とA1(ドイツ語初級コース)に分かれ、私たち日本人の参加者7名はA1のコースに参加しました。様ざまなプログラムを通して、各国の参加者と絆を深めることができました。自由時間、食事の時間などに、日本のことや各国の様々なことを語り合ったことは良い思い出です。お互いの国の挨拶、文化、流行など話題は尽きませんでした。タイ人のルームメイトのSeatherとはとても仲良くなり、今でも連絡を取り合っています。

 最も印象に残っているのは、国別発表会(Länderabend)です。タイやベトナム、フィリピンの参加者は伝統舞踊、インドや中国は流行のダンスを踊り、日本グループはソーラン節と二人羽織(日本の伝統的な芸の一つ)を披露しました。私たちの演技を、参加者が皆気に入ってくれてとても嬉しかったです。

 また、自由時間に開催されたディスコは、とても盛り上がりました。最後の夜には、チャオプラヤ川ディナークルーズでバンコクの夜景や、様々な寺院のライトアップを見て感動しました。このときも、参加者みんなで輪になり歌い、踊り、友情を深めました。私も他の国の踊りを少し覚えることもできました。

 一方、ドイツ語については、今回のプログラムを通じて、自分の実力がいかに乏しいかを実感しました。プレゼンテーションの準備中、他国の参加者は流暢にドイツ語を話しているのにもかかわらず、自分はどのように話したら良いのかわからなかったり、後になってどのように言えばよいのかを思い出したり、そもそもドイツ語の単語を知らなかったりと、様ざまな場面でたいへん苦労しました。もっとドイツ語を勉強して、会話の経験を積み重ねる必要があると感じました。自分の言いたいことがドイツ語で伝えられないことが、これほど大変であるとは思ってはいませんでした。これから、この経験を生かしてドイツ語の単語と文法、会話を学びなおす必要があると痛感しました。

 APDOでの一週間は、人生で一番楽しかったといっても過言ではないぐらい感慨深い思い出です。この素晴らしい経験を生かして、これからのドイツ語力向上に一生懸命励みたいと思います。

 

(文責:環境都市工学科 4年 岩本和音)

壮大なタイの王宮と自然 

―APDO2017でのタイの観光―

 2017年8月12日から21日まで、タイでアジアドイツ語オリンピック(以下、APDO:Asien Pazifik Deutsch Olympiadeの略称)が開催されました。APDOにはアジア、オセアニアの10か国(タイ、中国、オーストラリア、ニュージ―ランド、マレーシア、インド、インドネシア、ベトナム、フィリピン、日本)でドイツ語を学んでいるPASCH校生たち(各国8人程度)がドイツ語の力量を競い合いました。日本からの参加者は7人でした。

 APDOでは参加者は日中ずっとドイツ語で競技をしているというわけではなく、スポーツやカラオケをするフリータイムもあり、いろいろなプログラムを楽しみながらドイツ語を学ぶことができました。また、遠足が8月13日と8月18日に2回ありました。

 8月13日にはワットプラケオというバンコクにある王宮を観光しました。私たちはホテルから王宮まではバスで移動したので、その間、バンコクの町並みを楽しむことができました。バスから降りると、王宮の外をとり囲んでいる高さが3メートル以上ある真っ白い壁がとても迫力があり印象的でした。白い壁沿いに歩いていくと、その3倍近く高い門があり、そこから王宮内に入りました。王宮内はとても広く、大きくきれいな装飾が施された建物や像がいくつもありました。その中でも、大きく金色に輝く黄金の仏塔が印象に残っています。宮殿内は観光客が多く、じっくりと観光することはできませんでしたが、タイの宮殿の雰囲気を感じることができました。しかし、この時、日本からのAPDO参加者のほとんどが飲み物を持参するのを忘れてしまい、王宮内の人の多さや、陽ざしの強さ、気温の高さによって、かなり疲労してしまいました。

 2017年8月18日にはバンコクの南東にあるチョンブリー県でハイキングをし、ウミガメ保護センターに行きました。最初に、ハイキングをしたのですが、まず滞在先のラヨーン県のホテルから山のふもとまでバスで移動しました。バスの中では今回のAPDOのイベント等で使用した音楽を流して、バスに乗っていたAPDOの参加者みんなで歌いました。登山道は舗装されていて歩きやすく、山中には日本では見たことがないような樹木や、昆虫がいてタイの自然を体感しながら展望台を目指しました。展望台への道中には博物館がありました。博物館では、植物や動物についての説明資料があり、古代から近代に至る生物のDNAなどについての資料が豊富にあり、生物について学ぶことができました。説明文は英語とタイ語で記述されていました。展望台に到着すると、そこから海と町の美しい風景を一望することができました。

 ハイキングを終えて、今度はウミガメ保護センターへ向かいました。ウミガメ保護センターでは、タイではウミガメの保護をどのように行っているか学習することができ、実際のウミガメ用の水槽を観賞しました。ウミガメ用の水槽は非常に多く、年齢によって水槽が分かれていました。年齢は1番若いウミガメで1か月程度、高齢のウミガメで10歳から20歳でした。生後、1か月しか経っていないウミガメは手のひらに収まるくらいの大きさで、一所懸命にヒレを動かしながら泳いでいる姿はとてもかわいらしかったです。

 APDOでは、日本では経験できないような貴重な経験をたくさんさせていただきました。ゲーテ・インスティトゥートの方々、APDOの関係者の方々、そしてAPDOの参加者全員に感謝いたします。

 

(文責:情報工学科 4年 山崎凌輔)