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文部科学省主催サイエンス・インカレ奨励表彰2年連続受賞

  木更津高専 専攻科 制御・情報システム工学専攻1年門口雅志君、齋藤卓磨君、機械・電子システム工学専攻1年江尻敬祐君は、3月4日・5日の両日、筑波大学筑波キャンパスで開催された「第6回サイエンス・インカレ」ポスター部門のファイナリストとして参加し、「カラスとのコミュニケーションのためのCybernetics Crowの開発」で「サイエンス・インカレ奨励表彰」を受賞しました。
「サイエンス・インカレ」は、自然科学を学ぶ全国の大学1〜4年生、高等専門学校本科4・5年生、及び同専攻科1・2年生を対象として行われる、文部科学省主催の研究発表会であり、今回は、全国から書類審査を通過した180組のファイナリストが発表会に臨みました。口頭発表とポスター発表を合わせたファイナリストに対しては、最優秀の文部科学大臣賞(各1組)、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)理事長賞(各1組)、サイエンス・インカレ奨励表彰(複数組)の三賞の他、サイエンス・インカレコンソーシアムや協力企業・団体による各賞があり、本校チームは、三賞の一つであるサイエンス・インカレ奨励表彰を受賞する栄誉に輝きました。ポスター部門のファイナリスト134組の中で同賞に輝いたのは、東北大学、米子高専・北海道大学、木更津高専専攻科の3組です。
本校から「サイエンス・インカレ」のファイナリストとしての出場は、3年連続3組の計9組、20余名にのぼり、「サイエンス・インカレ奨励表彰」の受賞は、昨年度に続き2年連続の受賞となりました。並み居る大学からのファイナリスト達を抑えて、高等専門学校としては初の三賞連続受賞の栄誉であり、今後も本校の理工系高等教育機関としての活動の成果が様々な場面で実ることが期待されます。

平成28年度サイエンスインカレ・ファイナリストの本校出場テーマと出場者
(ポスター発表部門)3組
「ミルククラウン現象の探求」
    機械工学科5年  宍戸紀之、Soo Zhen Ian
「カラスとのコミュニケーションのための「Cybernetics Crow」の開発」
   制御・情報システム工学専攻1年 門口雅志、斎藤卓磨
    機械・電子システム工学専攻1年 江尻敬祐
「複素数平面可視化によるメタ認知向上学習教材の開発」
   制御・情報システム工学専攻2年 幸田大智、鎌田一樹、清水淑貴

[受賞研究の紹介]
 「カラスとのコミュニケーションのためのCybernetics Crowの開発」は、シンガポール国立大学及び総合研究大学院大学との共同研究として、昨年4月に木更津高専専攻科必修授業科目である問題解決技法のテーマとしてスタートしました。本研究は、カラス型ロボットにより、3Dプリンタや情報技術を駆使して、生体の特徴を忠実に再現するというプロジェクトです。本校情報工学科栗本育三郎教授の指導のもと、総合研究大学院大学の研究者にカラスの音声データや解剖データを提供いただくとともに、カラスの動きの機構については、カラスの飛行について先行研究されているシンガポール国立大学の研究者とのディスカッションによって研究を進めて参りました。現在、試作機を完成させ、木更津高専エリアに生息している実際のカラスに試したところ、数十羽がカラス型ロボット(Cybernetics Crow)の上空を旋回するという成果が得られました。これは、従来の音声実験だけでは得られなかった結果です。本研究内容をサイエンス・インカレのポスター部門に応募し、ファイナリストに選ばれ、今回の受賞となりました。

サイエンス・インカレ奨励表彰受賞

Cybernetics Crow