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第12回大学対抗・情報危機管理コンテストにて優勝、最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞

 本校のチームYone-labo(本科2年〜5年生の4名)が和歌山県田辺市で開催された「第21回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」(5月25~27日)と並行して5月26日に開催された、第12回大学対抗「情報危機管理コンテスト」決勝で優勝し、最優秀賞である経済産業大臣賞を受賞しました。このコンテストは、大学など高等教育機関の学生が対象で、我が国で今後、大幅に不足する情報セキュリティ人材の育成を目的とし、この分野で活躍する学生の登竜門として全国的に注目を浴びてきたものです。今年のコンテストには、同志社大、宇都宮大、千葉大、筑波大、信州大、立命館大などの学生・大学院生26チームが応募し、4月中旬の第1次予選(東京電機大、群馬大、法政大、名工大など優秀12チームが通過)、4月末〜5月初めの第2次予選(岡山大、早稲田大、関西大、東京大、本校の優秀5チームが通過)を経て、当日の決勝戦に臨みました。
 決勝戦ではリアルタイムに発生したインシデントに対する実践的な対応力(インシデントの原因解明・解決、顧客からの電話対応など)が要求されるユニークな形式で競技が進行されます。参加5チームの各4名の学生は、架空顧客企業から委託を受けた情報システム管理者となり、ホームページが見えなくなるなどWebサイトの改ざん、低レイヤーに係る攻撃、外部サーバへの攻撃、パスワード奪取からの情報漏洩などの様々なトラブルに対して、システム障害を解決へ導く技術的な運営能力の高さはもちろん、電話やメールによる顧客企業への自信と誠意溢れる対応も踏まえた、総合的実践力が勝負の鍵となりました。
 著名な情報セキュリティ危機管理・サイバー犯罪の専門家らによる審査の結果、本校のチームは東大など並み居る各大学の学生・院生チームを退け優勝し、最優秀賞である経済産業大臣賞に輝きました。なお、今年から設けられた文部科学大臣賞には強豪・関西大学チームが選ばれました。
 近年のサイバー犯罪は大きな社会問題になっており、今後とも、情報セキュリティ技術者とその育成に対する社会的な要求はますます増大すると考えられます。本校は、平成28年の千葉県警をはじめとする産学官のサイバーセキュリティパートナーシップ協定に参加し、また全国51国立高専(5ブロック)における、関東信越地区(第2ブロッック)の情報セキュリティ人材育成事業の基幹校として、情報セキュリティ等に関して重要な15歳からの大学レベルの早期高等教育を積極的に推進しており、サイバー攻撃・防御演習室などの教育環境も着々と整備し、情報セキュリティの理論と実践教育の充実に努めていますが、この受賞を弾みにして、さらに一層の教育研究を推進し、千葉県および地域のAI・情報セキュリティ人材に関する中核的教育研究機関として活動して行きたいと考えています。
*経産大臣賞を受賞したチームYone-laboのメンバー:情報工学科 第2学年丸山泰史、第3学年齋藤遼河、第3学年望月雄太、第5学年小高拓海の4名であり、本校の情報セキュリティ人材育成プロジェクトにおいても、その成長と国際的活躍が期待されている学生達の一員です。

最優秀賞 経済産業大臣賞受賞(審査員の方々と)

それぞれが力を十分に発揮しトラブルシューティング!