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PASCH校 国際ドイツ語キャンプ 韓国に参加しました(学生取材記事)

環境都市工学科4年 小椋崇弘

2014年7月20日から26日までの6日間,韓国の済州島でPASCHキャンプが行われました.このキャンプは,東アジア諸国でドイツ語を学習するPASCH校生を対象としたもので,開催国の韓国をはじめ,モンゴル,中国,台湾,香港,日本のPASCH校生が参加しました.参加者の年齢は16~17歳が多く, 14歳や18歳の参加者もいました(私もそのうちの一人でした).私にとっては,初めての海外渡航かつ海外語学研修だったため,これと言って何の想像もつかず,現地に赴くまでは特に緊張を感じませんでした.しかし,現地に赴けば心持は一転,「ここは私の言葉が通じない場所である」,「今持ち合わせている語学力で何とかするしかない」と思いました.今まで真面目に語学に取り組んでこなかったことを強く後悔したのは,これが初めてでした.

キャンプでは,午前中にドイツ語の授業を行い,午後は,バドミントンなどのスポーツや,ドイツ語の歌を歌うなど,自由参加型の活動がありました.殆ど全ての活動が国籍や年齢を問わないグループでの活動で,その中で参加者と交流することができました.授業は,ドイツ語によるプレゼンテーションが中心でした.環境問題や自分の国の紹介など,様々なテーマについて,少人数のグループでの話し合いやポスター発表を行うという授業スタイルで,日本で行われているような所謂座学というものは殆どありませんでした.同じような課題は今年の3月に国際ドイツ語オリンピックの国内予選に参加した時も経験しており,ポスター発表はドイツ語の学習法としてはよくあるものなのか,と思いました.部屋割りも国籍・年齢問わずであったため,韓国や中国の参加者とそれぞれの国の事情や文化についての話で盛り上がりました.また,ユネスコ世界自然遺産の萬丈窟や城山日出峰,オレンジ農園などの済州島の観光スポットを巡ったり,海水浴に行ったりというプログラムを通じて参加者同士の交流を深めることができました.国が違えば言葉や文化の壁もありますが,年齢も近かったため,困った時にはお互いに助け合ったり,お互いにドイツ語を教え合ったりと,キャンプの仲間たちとは短期間ながらとても親しくなることができました.

帰国後もキャンプ参加者とはFacebookを通じて交流が続いていています.私は韓国語も中国語も解りませんが,それはお互いさまで,自分の投稿を読んでいる外国の友人たちも日本語が分かりませんから,私はできるだけ投稿にドイツ語を添えるようにしています.言語や文化の壁の向こう側から,その壁を越えてリアクションを貰うことはとても嬉しいことだと感じています.

今回のキャンプで私は,「如何に自分がドイツ語でコミュニケーションできないか」ということを身をもって知りました.この体験を通じて,私はもっとドイツ語を学ぼうという気持ちになりました.もし,またこのような機会があるならば,その時は少しでも自分のドイツ語に自信が持てるよう,今から積極的にドイツ語学習に取り組んでいこうと思います.このような貴重な機会を与えてくださったゲーテ・インスティトゥートに厚くお礼申し上げます.

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キャンプ4日目,城山日出峰にて.

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環境都市工学科4年  川上哲

私は、2014年7月20日から7月26日の7日間、韓国の済州島で開催されたPASCHドイツ語キャンプに参加してきました。韓国・台湾・中国・香港・モンゴル・日本の6か国から40名ほどの生徒が参加したこの研修は、私にとってかけがえのない経験となり、また、自分の語学力の低さを痛感させられるものでした。

私たちは、済州島のたくさんの場所を訪れることができました。城山日出峰でのハイキングや、洞窟の長さが7.4kmと世界最長の溶岩洞窟、万丈窟に行きました。

もちろん、キャンプではドイツ語の学習もしました。環境をテーマとしたプロジェクト授業では、数人でグループを組みました。私たちのグループは「馬」をテーマとし、小枝や木の葉など自然の物を使って動物を作りました。また各グループごとにテーマである動物について発表し合いました。私たちのグループは韓国出身のWoocheolとYujeongと私の三人でした。グループ内で話し合ってそれぞれ名前の一部を取って馬の名前をYutetswooと名付けたり、ライオンと馬が共存する物語を作りました。どのような物語にするか話し合うときには、ドイツ語と英語が混ざった会話になってしまいましたが、私なりにグループの皆とうまく会話することができました。他の国からの参加者は、会話の中でもジェスチャーを使って積極的に自分の意見を述べていました。この姿勢は見習わなくてはならないと思い、私も積極的にジェスチャーを使って意見を述べるようにしました。

帰国する前日にディスコパーティーがありました。私はディスコは初めてだったのですが、他の国の人が踊っているのを見て真似して踊りました。みんなで写真を撮ったりして、楽しい一晩をすごしました。

ホテルでの私の部屋は5人部屋で、韓国人1人、中国人1人、日本人3人のメンバーでした。部屋ではドイツ語を使って会話をするようにしました。家族の話や学校についていろいろと話をしました。その中で勉強についての話題になり、ドイツ語の学習時間を韓国のWoocheolに聞いてみると日本人よりもはるかに多くやっていました。

わずか1週間の期間でしたが、このキャンプでの経験を生かし、これからも海外派遣などの機会があれば積極的に応募していきたいと思います。このような素晴らしい機会を与えていただいたゲーテ・インスティトゥートの皆様に感謝を述べたいと思います。ありがとうございました。

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木の枝や木の葉を使い馬を作りました。

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情報工学科4年 鵜重 誠

 私は、2014年7月20日から7月26日までの間、韓国の済州島にて開催されたPASCH校国際ドイツ語キャンプに参加させていただきました。1週間という短い期間でしたが、一生忘れられない思い出を得ることが出来ました。

 まず、初日から大事件でした。なんと、航空券に記載されている氏名とパスポートの氏名の綴りを異なって登録してしまったことにより、空港ですぐにチェックインできなかったのです。さらに、韓国を出国する際にも同じような問題に直面し、危うく帰国できなくなるところでした。

 それはさておき、このキャンプには、韓国・中国・香港・台湾・モンゴル・日本からドイツ語を学ぶ生徒たちが参加しました。このキャンプは、私にとって初めての海外渡航だったので不安でした。しかし、ルームメイトがフレンドリーに接してくれたこともあり、すぐに打ち解けることが出来ました。

 キャンプでは、午前中はドイツ語の授業を行い、午後は選択制のプログラムを楽しみました。その中の一つで、私はなぜか「ビューティーコース」に唯一の男子として参加し、微妙な空気が漂う中、フェイシャルエステを楽しみました。そのコースで、ペアを組んだ韓国からの参加者のGahyunと仲良くなれたのは良い思い出の一つです。また、今回のキャンプでは、私たち高専からの参加者が一番年上であったことや、韓国では「数え年」で年齢を数えるため、年齢についての話題で盛り上がり、そうした雑談の中で各国の文化を知ることが出来ました。

 それ以外にも、授業中の「プロジェクト学習」では、数人のグループで、「済州島」について調べました。私のグループでは、済州島への交通手段についてまとめた壁新聞を作成し、最終日前日の発表会でインタビュー形式で発表を行いました。「プロジェクト学習」では、自分の考えをうまく相手に伝えなくてはならず、自然とドイツ語の文章を考えることが多くなりました。学校の通常の授業では、ドイツ語で会話することが少ないので、とても楽しい経験でした。

 さらにキャンプ中は教室でのドイツ語の学習以外にも、世界遺産の城山日出峰や萬丈窟などの名所巡りや、海水浴、「おもしろ写真コンテスト」、ディスコなどのプログラムもあり、毎日が楽しく、あっという間の一週間でした。ちなみに、「おもしろ写真コンテスト」ではまさかの入賞を果たしました。

 今回のキャンプでは、他の国の参加者とコミュニケーションを取ることの楽しさを実感しました。また、そのつながりを広げるためには語学力が大切だということも感じました。今回知り合った友達とのつながりを広げていくためにも、これからもドイツ語の学習を頑張っていきたいと思います。

 最後に、今回お世話になった先生方や参加者の皆さん、そしてこのような体験をする機会を与えてくださったゲーテ・インスティトゥートの方々、ありがとうございました。

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「ビューティーコース」

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プロジェクト学習で作成した新聞

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済州島の海