トピックス

2016年国際ドイツ語オリンピック国内予選(参加学生報告)

機械工学科4年
濱田 崚平

 私は、2016年3月21日に東京ドイツ文化センターで開催された「国際ドイツ語オリンピック2016 第二次選考会」のAレベルに参加しました。ドイツ語オリンピックとは、国際ドイツ語教員連盟の主催により行われる催しで、各国から選出された代表が試験によりドイツ語の力を競うとともに、プロジェクトチームを組んで決められたテーマについてリサーチをし、その成果をプレゼンテーションする大会です。レベルは大きく分けてABCの3つに分類されており、それぞれ基礎、中級、上級、のドイツ語運用能力が求められます。私はGERのAレベルであるためAに応募しました。 
 第一次選考は事前に書類によって行われました。これは参加申込書類の最後に作文を書く箇所があり、ドイツ語で作文を書きました。私は、2015年の12月に参加した木更津高専冬季ドイツ研修プログラムに参加したことを思い起こしながらつたないドイツ語で作文をまとめ、運良く第一次選考を通ることができました。
 3月21日の第二次選考会は大きく分けて3つの分野で選考が行われました。内容は筆記試験(読解・聴解・作文)、日本語による面接、グループに分かれてのプレゼンテーションで、休憩や昼食を挟みつつ午前10時から午後5時まで行われました。ドイツ語力がまだあまり十分ではない私にとっては試験中に学ぶことも多く、結果は散々たるものに終わりましたが、以下でその内容をまとめたいと思います。
 筆記試験についてはまず聴解から行われました。25分という時間の中で、一度きりの放送を聞き、問題用紙の問と照合し、正解だと思う選択肢に印をつける形式でしたが、非常に難しく感じました。次の読解問題は45分間でした。形式についてはGERのA2レベルの読解とよく似ており、難易度もA2試験と同様でした。最後の作文については3つの示された条件に添うように書くことが要求されていました。今回の作文のテーマは「理想の家族」についてであり、「結婚はするべきか」、「子供は何人が理想的か」、「あなたの理想の家族は?」に関して自分の考えを述べていくものでした。私は、その中の設問の一つが良く理解できなかったため、うまく書くことができず、苦い思いをしました。
 日本語による面接は、2~3人が一組となって、試験官の先生方からの質問に1人ずつ答えて行きました。「ドイツで興味がある事は?」、「ドイツの滞在歴は?」などの質問に、日本語で答えることができ、自分の言いたいことが言える充実感を得ることができたので満足でした。待合室では私と同じグループだった慶應義塾高校の藤澤宏多さんとドイツ語の勉強方法や意見交換をすることができました。他校からの参加者の方々は総じてドイツ語力があり、ドイツ語でのプレゼンテーション時に遺憾無く発揮されたその実力には目を見張るばかりでした。
 グループでのプレゼンテーションは、指定されたテーマに添って制限時間1時間でポスターを作り、ドイツ語で自分たちの考えを発表するというものでした。今回は「理想の家族」というテーマだったので、私たちのグループは家族構成や名前、年齢や時代背景を考えドイツ語で分担して発表を行いました。グループの他のメンバーが優秀だったのでそれに便乗することでなんとか形にはできましたが、私の発表は非常に拙いものだったと思います。審査員からのドイツ語での質問に対しても、満足する回答はできませんでした。
 今回の国際ドイツ語オリンピック2016 第二次選考会は、私にとって他校の参加者からドイツ語の実力の差を見せつけられる場となりました。悔しい思いや愕然とした事が数え切れないほどありますが、それと同時に、もっとドイツ語を勉強して、自分の思っていることを書いて、発言して、理解したいと、強く思いました。入賞というレベルにすら至らない結果に終わりましたが、この経験を生かしてこれから更なるドイツ語勉学に励みたいと思います。

 

木更津高専からの参加者 :左から、芝崎裕(環境都市工学科4年)・小野奨平(情報工学科4年)・濱田崚平(機械工学科4年)

木更津高専からの参加者
:左から、芝崎裕(環境都市工学科4年)・小野奨平(情報工学科4年)・濱田崚平(機械工学科4年)