トピックス

PASCHプログラム-ドイツ語青少年コース-(学生取材記事)

 ①Jugendkurs 2016での国別発表会

  2016年8月22日(月曜日)、Birklehofのミュージックハウスで、Jugendkurs (JUKU)恒例の国別発表会が開催されました。JUKUの参加国は17ヶ国で、20~23時まで約3時間をかけて各国がそれぞれの国について発表を行いました。3日前から発表会のために練習の時間が設けられ、当日は、JUKU参加者たちが自国について、また自国のダンスや歌を紹介しました。
  開会式では、まず参加国がそれぞれの言語で、「こんにちは!ようこそ国別発表会へ!私たちはみなさんの成果を見ることができて嬉しいです。素敵な夜になることを心から願っています。」と述べ、会場を盛り上げました。
  また、発表会前の夕食では、チュニジアの手料理がテーブルに並べられ、休憩時間にはコロンビア、ジョージア、インドネシア、日本のチョコやクッキー、キャンディなどを食べました。
私たち日本からの参加者8名は、浴衣・弓道の道着・学校の制服・アニメのコスプレなどの衣装を着て、日本の祭り・和食・学校生活の説明をし、その後、日本で練習した合唱曲『旅立ちの日に』(作詞・小嶋登)を歌いました。他国の人は日本についての説明よりも、歌のほうに関心を持ってくれたようです。特にインドネシアの参加者が、この歌を気に入ってくれ、後日その歌を教えてくれ、と言われた時は、とても嬉しかったです。

 当日の発表順は、次のようでした(女性人数:男性人数)。発表順はアシスタントが決定しました。
・ナミビア(2: 0):  自然・生活・都市の紹介
・タンザニア(4 : 0):  歌
・インドネシア(6 : 3):  歌
・コロンビア(2 : 2):  ダンス
・ガボン(4 : 0):   ダンス
・ガーナ(2 : 1):   ダンス
・セネガル(3 : 3):  ダンス
・チュニジア(6 : 4):  歌
・モロッコ(8 : 4):  ダンス、歌
・アルジェリア(5 : 1):  ダンス、歌
・中国(14 : 3):   歌、中国語の挨拶
・キプロス(2 : 0):  歌、ダンス
・ブルガリア(2 : 0):  国の紹介
・ジョージア(3 : 1):  ダンス
・セルビア(4 : 1):  ダンス
・日本(3 : 5):   歌
・アイルランド(1 : 1):  面白いことわざ、ダンス
・ドイツ(教員・アシスタント・実習生): 歌、JUKUを振り返って一言

全ての国が発表を終えた後、参加者全員で “We Are The World“ を歌いました。
 この国別発表会を見て、私は、各国の地理や歴史・宗教について知ることはとても興味深いことだと思いました。私は、これまであまり文化や歴史などに興味を抱いてこなかったのですが、将来いろんな国に行ってその国の文化を知りたいと思いました。私にとってこの夜はとても価値のある、忘れられない思い出となりました。
(文責:電子制御工学科4年 小林 勇斗)

国別発表会の開会式

日本の発表

②Jugendkurs 2016に参加して
-ビルクレホーフでの3週間-

 2016年8月7日から28日までの3週間、私は、南ドイツのシュヴァルツヴァルトのヒンターツァルテンという小さな町にあるビルクレホーフという学校で、PASCH校語学研修(JUKU)に参加しました。JUKUには、日本のPASCH校である木更津工業高等専門学校、獨協中学校・高等学校、早稲田大学高等学院、都立北園高校から、各校2名ずつ計8名が参加しました。このJUKUには、日本を含め世界17か国から全98名のPASCH校生が参加しました。JUKUでは、研修運営本部3名、日常生活全般をサポートしてくれるお世話係の方7名、実習生3名、ドイツ語の先生方7名が、私たちのドイツでの生活を助けてくれました。以下では今回の研修の内容を週ごとに説明します。

一週目
プログラム初日に、クラス分けの試験が行われました。筆記試験・口頭試験を1日かけて行いました。夜には体育館で親睦会が開催され、様々なゲームを通じて、他国の参加者と親しくなることができました。金曜日には午後からフライブルクに遠足に行きました。初めて見るフライブルク大聖堂は、とても大きくて圧巻でした。ドイツ語の授業では、参加者が15人ずつ7つのクラスに振り分けられました。日本人の参加者は、A1レベルのネリア先生のクラスに3人、A2レベルのゲジーネ先生のクラスに3人、B1レベルのアンナ先生のクラスに1人、ロルフ先生のクラスに1人に分けられました。授業は、配布プリントを使ったグループワークが中心で、歌を歌ったり、ダンスをしたりすることもありました。土曜日の夜にはディスコが開催され、テーマは「シック」でしたが、海外の参加者たちは顔立ちも衣装もとても大人っぽく、日本人の幼さを感じました。初めてのディスコはたくさんの友達と踊り続け、とても楽しかったです。

二週目
月曜日に、「ヒンターツァルテン・ラリー」という探検ゲームが行われ、私たちは初めてヒンターツァルテンを訪れました。各寮ごとに4~5人のグループをつくり、ヒンターツァルテンに関する質問を解いていくラリー形式のゲームでした。ヒンターツァルテンには、ハイキングに来た観光客がたくさんいました。またこの日の夜には、「お菓子を守れ!」というイベントが開催され、7つの寮対抗で、景品のお菓子をより多く獲得するためにゲームで競いました。木曜日には朝からシュトゥットガルトへ遠足に行きました。メルセデスベンツ博物館は1日では見てまわれないほど大きく、クラシックカーからスポーツカーまで、古いものから最新のものまで多くが並び、車好きでなくても楽しむことができました。自由時間はあまりありませんでしたが、市内でショッピングを楽しむことができました。土曜日にはGoethe-Institut主催のドイツ語の試験が行われ、多くの生徒が受験しました。Fit in Deutsch 2(A2)を受験した日本人4人は、無事に合格することができました。試験終了後に行われた2度目のディスコのテーマは「バッドテイスト」でした。みんな仮装をして、どちらかというと踊ることよりも写真を撮ることに夢中でした。試験も終わったことで、みんなとても盛り上がっていました。

三週目
月曜日の夜、国別発表会が開催されました。各国が5分という短い時間で、自国の紹介・歌・ダンスなどを発表しました。私たち、日本の参加者は、日本の祭り・和食・学校生活についてポスターを用いて説明し、その後で『旅立ちの日に』(作詞:小嶋 登、作曲:坂本 浩美)を合唱しました。私たちが国別発表会で着た、浴衣や学制服、アニメのNarutoのコスチュームについて知っている参加者も多く、「かわいい!」「かっこいい!」と言ってもらい、とても好評でした。水曜日はヨーロッパパークへ遠足に行きました。園内はヨーロッパの国々のエリアから成り、1日では回りきることができない広さでした。それでも、アトラクションの待ち時間は日本の遊園地と比べて驚くほど短く、様々なアトラクションに乗ることができました。金曜日はプログラム最終日でした。毎日行っていた、授業・散策・寮ミーティングなど、この日ですべてが最後になりました。夜にはお別れ会が行われ、私たちは一晩中涙を流し、別れを惜しみました。土曜日の午前中に、私たち参加者はそれぞれの国へ帰国するためビルクレホーフを出発しました。
 ビルクレホーフは、とても自然が豊かで、空気が澄んでいて、昼間にはあたたかな陽射しが差し込み、夜はとても美しい星空が広がる、本当に素晴らしい場所でした。私はここでたくさんの人々と出会い、たくさんの思い出を作りました。それらは私にとって大切な宝物です。私は心からこの語学研修に参加できたことを嬉しく思います。
今回、このJUKUの運営に携わった多くの方々、Goethe-Institutの関係者の方々、日本の先生方、家族、また参加者を支えてくれたすべての方々に、このプログラムに参加できたことに対して心から感謝申し上げます。
(文責:機械工学科4年 東ヶ崎 美月)

寮で共に過ごした仲間たち

ビルクレホーフの美しい自然