去る2月28日、千葉県教育委員会の内藤敏也教育長と同教育庁の3名が本校の呼びかけにより本校を訪れ、教育の現状や両者の連携について意見交換を行うとともに、高専の教育研究施設を視察しました。
当日、管理棟会議室において前野校長と内藤教育長の挨拶の後、前野校長から高専の概要について説明を受けた一行は、教職員の資質向上のための研修会や講習会での相互連携やスーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)指定校との交流の可能性など、高専側の提案による教育上の諸課題について意見交換を行いました。
その後校内視察に赴いた一行は、低学年の教室等のある総合教育棟、旋盤やコンピュータ制御の大型機器等を使って実習する機械工場、コンクリートや鉄骨の構造を学ぶ環境都市工学科の都市創造実験室、風洞実験設備のある機械工学科の流体実験室などの特色ある実験・実習施設や学生寮を訪れ、それぞれの担当者の説明に熱心に耳を傾け、高等教育機関としての高専の実情について理解を深めている様子でした。
校内視察後、会議室に戻った関係者は、教育環境の向上のための相互の連携について、今後とも意見交換を行っていくことを確認しました。