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高専ロボコン2019関東甲信越地区大会(学生取材記事)

 10月6日(日)、町田市立総合体育館にて高専ロボコン2019関東甲信越地区大会が行われました。木更津高専からはロボット研究同好会が製作したAチ-ムの「made in 木更Zoo!!」、Bチームの「ネコトパス」の2チームが出場しました。今年の競技課題は「ラン♪RUN Landry」で各チ-ム2台のロボットが協力して洗濯物を竿に掛ける競技です。それぞれの洗濯物にはポイントが設定されており、合計のポイントが高いチ-ムの勝利、という競技でした。

 Aチームは、動物をモチーフとしたロボットで、アライグマを模した手動ロボット「洗い屋さん」がエアシリンダを用いた機構で洗濯物を回収し、装填されたTシャツを掛けます。レッサーパンダをモチーフにした自動ロボットの「洗太くん」が装填されたシーツとタオルをゼネバ機構により1つずつ、洗太君自身が手で洗濯物を掴んでタオルやシーツを次々に竿に掛けます。予選リーグでは一回戦小山高専と戦ったものの惜しくも破れ、続く二試合目サレジオ高専との戦いで勝利しました。また東京エレクトロン(株)様から審査員特別賞をいただきました。

 Bチームは、エアシリンダで洗濯物を発射する独特な機構を持つ自動ロボットの「tako」と、回収機構と竿に向かって走るだけでハンガーをかけることができるハンガー機構を持つ手動ロボットの「neko」で大会に出場しました。ハンガーは一度竿にかかったらロックがかかり、揺れても落ちないものを自作しました。予選リーグでは一回戦 産技高専荒川キャンパスと戦ったものの破れ、二回戦では東京高専と戦い勝利しました。また、エキシビションマッチにも参加させていただくことができ、アイディアすべてを見せきることができました。

 応援してくださった皆様ありがとうございました。今回は残念ながら全国大会出場とはなりませんでしたが、来シーズンまでに技術力等を高め、全国大会に出場できるように頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

                    (記事:Aチーム代表 電子制御工学科2年 大矢有輝、
                        Bチーム代表 機械工学科3年 香川詩花)

試合を前に集合写真

Aチーム・自動ロボットがタオルをかけているところ

Bチーム・エキシビションマッチでの様子