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高専ロボコン2020関東甲信越地区大会(学生取材記事)

 11月8日(日)、高専ロボコン2020関東甲信越地区大会が行われました。
 今年度の高専ロボコンは新型コロナウイルス感染対策のため、例年とは異なる形式での開催となりました。選手は会場ではなく各高専にて競技を行い、その様子を会場に中継するという「オンラインロボコン」です。
 競技課題は「はぴ☆ロボ自慢」。 「だれかを笑顔にすること」を目標に、各高専がユーモアあふれる独創的なパフォーマンスを行いました。
 木更津高専からは、Aチームとして「幻の花火」が出場しました。パフォーマンス内容は「中止となってしまった木更津港まつり花火大会を自分たちの力で再現する」というもので、二台の花火ロボット「たまや」「かぎや」と習字ロボット「初段」が出場しました。花火ロボットは、見た人を明るい気持ちにしたいという願いが込められた花火を打ち上げます。また習字ロボットは、大変な状況の中ロボコンを開催してくださったことへの感謝のメッセージを綴りました。
 残念ながら全国大会に出場することはできませんでしたが、活動日数等制限された中でのロボット製作を通じて、多くの学び・気づきを得ることができました。効率的な製作を追求した結果、近年の課題であった「早い段階でのロボット完成」を達成することができ、チーム内のコミュニケーションが活発になりました。また「だれかと一緒に活動できる」ということがとても恵まれていたことに気づきました。
 これからも「今」への感謝を忘れずに活動していきたいと思います。応援ありがとうございました。

                          (記事:電子制御工学科 4年 平野政輝)