去る7月21日(土)、私達吹奏楽部は、第54回千葉県吹奏楽コンクール・大学C部門 に出場し、金賞と共に理事長賞を受賞しました。
今回私達が演奏したのは、コウディル作曲「バンドのための民話」という曲です。テンポの緩急や音の強弱に富み、5分ほどの演奏のなかに多くの表情を見せます。技術的に易しいこともあり、吹奏楽曲の王道として広く親しまれています。
私達は、平日は放課後から19時まで、休日は10時から17時まで活動しています。これは、他の学校と比べても恵まれた環境と言えます。しかし、5学年5学科、計25クラスに分かれた部員の予定を合わせることは不可能に近く、全員揃った合奏練習がなかなかできません。そこで私達は、同じ旋律を担当する人で小規模なアンサンブルを練習する「分奏」という時間を設け、メンバの揃い難いパートでも、各々が連絡をとって予定を合わせました。その結果、実際に全員で合奏できたことは片手で数える程度しかありませんでしたが、少ない合奏練習の機会を有効に活かすことができたのではないかと思います。
私達の演奏は、技術も表現も未熟な、未完成の状態です。今回の結果に満足せず、練習を重ね、来たる1月19日(土)の定期演奏会に向け、私達なりの「民話」を奏でたいと思います。
文責:指揮者 根本 明(情報工学科4年)
演奏前の集合写真。頑張るぞ!
日頃の練習成果を発揮して、響け!
金賞のトロフィーと、理事長賞の盾