12月7日、木更津高専にて、全国の国公私⽴高専生を対象としたCTF(Capture the Flag) の大会、KOSENセキュリティコンテスト2024を開催しました。今回は38チーム130名が参加し、セキュリティに関する技術を競いました。本校からは情報工学科の2年生、3年生、5年生から1チームずつ、合計3チーム参加し、3年生4名で結成したチーム「m01nm01n」が優勝しました。各チーム代表による学生取材記事です。
・チーム「m01nm01n」
この度チーム「m01nm01n」のチームリーダーとしてKOSENセキュリティコンテスト2024に出場し、優勝しました。
このコンテストはCTF(Capture The Flag)というセキュリティに関する問題を解いて点数を競う大会です。m01nm01nのメンバーはそれぞれが卓越した能力を持っており、「暗号、量子、AI分野の天才」越智君、「webアプリケーションの神童」川崎君、「ネットワークなら俺に任せろ」秋本君、「低レイヤセキュリティのプロ」常木の4人で、今回遺憾なくそのパワーを発揮し、Web、binary、exploit、競プロ問題を完答しました。
結果発表までは自分たちの順位がわからずドキドキしていましたが、最終的なスコアは4550ptと2位に500pt離して圧勝でした。高専のCTF強豪校として木更津高専の名前を残すことができ、とても嬉しいです。
(情報工学科3年 常木 丈鳳)
・チーム「.jar」
私たちは、研究室の仲間4人でKOSENセキュリティコンテストに参加しました。普段からCTFをしているわけではなかったので、開催の数か月ほど前に他のCTFに出たり、web上で公開されているCTFを用いたりして勉強していました。その成果もあり、皆で協力してまずまずの点数を取ることができました。
難易度の高い問題に関しては手も足も出ないことも多かったのですが、解答を見てから実は惜しいところまでいけていたことがわかって悔しい思いをしたり、変則的な問題に「そんな解き方があったのか」と感心させられたりすることもありました。次回CTFに出る際は、このような変則的な問題や他のCTFでも出題される可能性の高い問題は特に押さえて挑みたいです。
また、CTFだけでなく終了後の交流会ではあまりなじみのない遠方の高専から来ていた他チームの方々や、企業の方々と交流する機会もあり、とても貴重な体験になりました。凝った名刺を作っている人も多く、感心しました。
全体を通して、普段の高専生活ではできないことを多く体験し、とても楽しい時間を過ごすことができました。
(情報工学科5年 住吉 竜治)
・チーム「2GB」
12月7日に、木更津高専で開催された「KOSENセキュリティコンテスト2024」に同じクラスのメンバー4人で参加しました。
私はこれまでいくつかの講座やCTFに参加してきましたが、学んだ内容が活かせたとき、経験の大切さを改めて実感しました。また、問題を解いている最中に徐々に答えに近づいていく感覚はとても新鮮で、今でも忘れられません。そして、チームメイトと一緒に解くことで、楽しさや喜びが共有でき、とてもよい思い出となりました。全体として、とても楽しめた大会となったと思います。
今後はこのようなコンテストだけでなく、多くのCTFや講座に積極的に参加し、来年に向けてさらに実力を高めていきたいと思います。
(情報工学科2年 鈴木大哉)