概要(木更津高専 基礎学系)

基礎学系の教員構成・授業・特色などを紹介します.

基礎学系について

基礎学系は,木更津高専の一般科目のうち,理系科目を担当する 12 名の教員で構成されています.その内訳は,数学 7 名,物理学 3 名,化学 2 名です.この他に年度により異なりますが,数名の非常勤講師が授業を担当しています.

基礎学系が担当する授業

基礎学系の教員により行われる授業は,数学・応用数学,物理学・応用物理学,基礎化学・化学・基礎科学等の専門基礎となる理数系科目です.どの科目も,とかく公式などの暗記に走りがちな学生に対して,自分で考え,自分で判断する力を養わせるような教育を行なっています.授業の内容については,高専の学生として必須の知識,常識を身に付け,かつ高学年に進んでから必要になる基礎的な学力を充分に修得できるように工夫されています.

学生便覧には,基礎学系の達成項目として,次の文章が掲載されています.

数学,物理学,化学等の自然科学系一般科目の基礎教育および専門基礎の知識の修得を通じ,論理的思考能力と実験・観察の技術を身につけ,最新の科学技術の基礎となる理論と原理が理解できるようになること.

学生便覧(各学科の専門科目および一般科目の達成項目) より抜粋

一般特別セミナー

3年次の必修科目授業として『一般特別研究』が 1991年度から開講されました.2017年度より年次進行の新カリキュラムでは『一般特別セミナー』という科目名で開講されています.基礎学系の他,人文学系の教員が独自のテーマを設定し,それを学生が選択して各教員の指導のもと 1 年間学び,かつ自分自身で研究や演習に取り組むユニークなタイプの授業です.なお『一般特別研究』については『探究心に火をつける-授業「特別研究」の挑戦-』(学術図書出版)に詳しく紹介されています。