学科概要

電子制御工学科 学科概要

身近にある制御

私たちの身のまわりには、制御の技術がたくさん使われています。 たとえば自動炊飯器は、ご飯がおいしく炊きあがるように熱の加え方を制御しています。 そのほか、ビデオ、エアコン、ロボット、自動車、ロケットなどいろいろなものに制御の技術が使われています。 現在では制御技術は、様々な工学分野で無くてはならない技術のひとつになっています。 そしてこれから、人工知能やロボットのようにより高度で、人と地球にやさしい制御技術が必要とされています。

教育の目標

制御技術は、電気・電子工学、機械工学、情報処理工学を基礎とした広範囲な技術の融合によって支えられています。 電子制御工学科では、このような広い技術に対応できる、次世代の技術者の育成を教育の目標としています。

特色・内容

たとえば、ロボットを作ろうとすると、
  • ロボットの手足を作る機械の設計・製作技術
  • ロボットの手足を動かす電気・電子回路技術
  • ロボットの頭脳となるコンピュータ技術
  • それらを連結し上手に動作させる制御技術
が必要です。
電子制御工学科のカリキュラムではこれらの技術の修得に必要な科目を、バランスよく配置しています。 さらに、実験・実習、計算機演習などを多く取り入れ、実技を通して理解が深まるようにカリキュラムが組まれています。

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