CDIO INITIATIVE

CDIOイニシアチブとは

CDIOイニシアチブとは、2000年に米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)とスウェーデンの3大学が革新的な工学教育のフレームワーク作りとして始めたものです。知識偏重ではなく、「知識」と「スキル」のバランス、「エンジニアリングサイエンス」と「実践・スキル教育」のバランスを重視した質の高い教育を目指すものです。

現在CDIOには、36か国、130以上の高等教育機関が加盟し、工学教育の世界標準となりつつあります。

木更津高専は、2016年6月にCDIOへの加盟が認められました。

このフレームワークは、現実世界のシステムや製品開発に必要な一連の能力 Conceive(考え出す)、Design(設計する)、Implement(実装する)、Operate(操作・運営する)の基礎教育を学生に提供します。工学教育において何をどう学ぶかが、シラバスやスタンダードとして示されています。

世界中のCDIOイニシアチブに参加している教育機関は、カリキュラム計画とアウトカムベースの評価のフレームワークとしてCDIOを採用しています。また、CDIOネットワークを通じて世界の様々な機関と協力して工学教育の研究、改善を行っています。

詳しくは CDIO™ INITIATIVEのページををご覧ください。