私が中学3年生の時に受験先として高専を選んだ理由は、機械いじりが好きだったので機械工学科に興味があったことや、卒業すれば短大卒相当の資格が得られることからです。 高専に入学すると、「生徒」ではなく「学生」と呼ばれ大人として扱ってくれることから、責任感が芽生えると同時に甘えは通用しないと感じました。今の私の職場では、高専の勉強がとても役に立っており、当社では高専卒が大卒よりも使えると評判です。高専は就職に有利であるうえ大学編入学も可能なので、良い学校に入学したなと感じています。
「高専生は優秀だ。」私は就職してから、この言葉を耳にすることは、少なくありません。高専では、5年間で、専門知識を基礎からしっかりと身に付けることができます。ですから、進学、就職をしても、すぐにその場で十分に力を発揮できるのです。企業が即戦力となる人材を求める現在、私は高専をおすすめします。
ものづくりが好きな人にとって、高専はすごく魅力的だと思います。1年生から実際に触れながら学ぶことができ、勉強のほかに友達と部活や文化祭、寮生活などたくさん経験することで、とても楽しく5年間を過ごすことができます。また、勉強のことだけでなく、なんでも親身に相談に乗ってくれる先生方や優しく頼り になる先輩、とても心強い友達がいっぱいできます。将来技術者として現場で働くことが 夢ならば、一番の近道は高専だと思います。
情報工学科で、情報通信やマルチメディアに興味を持って勉強していたのが、この就 職に結びつきました。今、思い起こせば、入学当初、先の見えない将来に向けての目標は決めにくい。でも何を目標にするかは、人の意見を参考にしながら、自分で考え判断し、自分で決めて下さい。「興味」を目標にすれば良いと思います。学校にしろ企業にしろ、入る前と入った後のイメージにはギャップがあります。そのギャップを埋めるのは自分です。進学にも就職にも適した学校は高専です。
水環境に対する興味から高専へ入学を希望し、現在は水質浄化技術の研究開発業務に就いています。高専で学んだ知識や実習で得た経験は、業務の基本となっており、高専教 育のレベルの高さを感じます。在学中に培われた専門性の高い知識や想像力、実行力やチャレンジ精神に加え、幅広い年齢の学生と接することにより得たコミュニケーション能力は大きな強みとなっています。私は高専で学べたことをとても誇りに思います。
高専での5年間、私は野球に没頭していました。そんな私が好きな野球を続けながら東京大学に編入学でき、憧れの神宮球場のマウンドに立てたのは、高専ならではの教育 システムのおかげだと思っています。高専では、専門性が高く実践的な授業が受けられます。これらの授業は、私のように国立大学への進学を目指す方は勿論、企業への就職 を目指す方においても有益です。高専の教育システムは、今の時代に求められる理系人材の育成に優れているため、多くの企業が高専生を求めています。
私が高専に入学した理由は数学や理科などの理数系科目に興味があり、高校では学ぶことのできない専門的な勉強を学べると思ったからです。入学してから学校の授業についていけるか不安でしたが、先生が親切に教えてくれたおかげで問題なく卒業できました。専門の分野に興味があるならば高専は非常によい環境だと思います。また、高専は高校に比べて国立大学に進学しやすいので、大学進学を考えている人にもオススメです。
高専では、普通高校で学ぶことのできない高度な数学、物理の授業、またそれらを応用した専門科目の授業、実験実習を受けることができます。最初は分からなことだらけ かもしれません。しかし、分からなくても「これはなぜ?」「もっと知りたい!」と思えば、その好奇心は自らを大きく成長させてくれるはずです。編入学はその好奇心を満たす一つの方法だと思います。そんな好奇心を高専で感じてみてください。
僕が情報工学科に進学したのは、漠然と、携帯電話やインターネットといった情報通信分野に興味があったからです。在学中は学科の異なる友人とも夜を徹して議論し、自分のやりたい事が見えるようになりました。電気についても詳しく学ぶため大学に編入し、現在は大学院で小型人工衛星と地上局との間の信号処理に関する研究に取り組んでいます。高専5年間で得た知識はもちろんの事、多くの友人が僕の大きな財産になっています。
環境都市工学科では、大学や大学院で学ぶような土木・環境にまつわる様々な内容まで5年間に濃縮して学べます。また、高専では「自分がやりたいことを実現」できます。例えば、私は在学中に学会を通じて海外に行って環境問題を学び,
貴重な体験をしました。 現在、私は、東北大学大学院で環境問題の解決に向けた世界最先端の研究を行っています。高専5年間は短いですが、ともに過ごした友達は、一生の仲間です。