校長挨拶


校長
先村 律雄

校長挨拶~中学生のみなさんへ~

 中学生のみなさん、ようこそ木更津高専のHPへ!
 志望高校を選ぶ際、木更津高専を選択肢の一つに加えてみませんか?
 先日、他高専の卒業生から電話がありました。自分の部下の木更津高専卒業生が「とってもよく頑張っています!!」と感謝されました。参考までに、中学から高専に入学する割合は100人に1人、おおよそ1%のレアキャラクターです。そのレアキャラクターの上司と部下が、職場および社会を動かしている現実を知り、高専の凄さは本当だと実感しました。
 この卒業生について調べてみると、8人兄弟の1人で7人が木更津高専に入学、しかも全員同じ学科を選択していることがわかり、とても驚きました。木更津高専に何かの魅力があるから、このレアな事が起こったはずです。木更津高専にはどんな魅力があるのでしょう?
 代表的な3つを挙げてみましょう。
 1つ目は、教員と職員が、常に学生のことを第一に考え、行動していることです。教員は授業だけでなく、必要に応じ学生一人一人に個別指導・サポートをおこない、人生の先輩として行動面の指導もおこないます。職員は、学生が常に最適な教育・学生生活ができるように、学校施設・学生および教員をサポートしています。さらに、教員と職員は明るい雰囲気の中で、良好な関係を保ち、学生に気持ちよく、かつ親身に対応します。
 2つ目は、OB・OGがよく訪問してくれることです。課外活動の練習試合をお願いすると、土・日にもかかわらず参加、そして後輩のために汗を流してくれます。先日も、育休中、あるいは九州から参加したOGもいました。木更津高専には素晴らしい先輩たちがいます。卒業後10・20年の先輩を見ることは、自身の将来を鏡で見ることになります。先輩を見ることにより、将来が容易にイメージでき、勉学等のやる気を引き出すきっかけになります。
 3つ目は、学校の場所です。アクアラインを利用すると都心まで1時間程度です。学会、研修、資料収集、大学・企業訪問、あるいは趣味などで、都心に用事がある際は、時間・コスト面でとても有利です。
 木更津高専には他にも魅力的なことがありますが、教職員が明るく学生に接することが、兄弟7人入学という奇跡につながった、と思っています。もし興味がわいたら、オープンキャンパスや一日体験授業に参加してみてください。また、学校見学・進学相談はいつでも受け付けています。
 卒業後の進路は通常、就職・大学編入(3年次)・専攻科から選ぶことになります。進路選択の際には、教職員が必要に応じてサポートするので安心してください。よりよい一生を送るための礎となる15歳からの青年期を、木更津高専で過ごしてみませんか。木更津高専は、思いやりがあり、学業および課外活動に積極的に取り組もうとするみなさんを待っています。



歴代校長一覧

  氏名 就任期間
初代 村上 成一 昭和42年6月1日 ~ 昭和48年6月30日
第2代 渡辺 哲利 昭和48年7月1日 ~ 昭和54年6月15日
第3代 西田亀久夫 昭和54年6月16日 ~ 昭和60年4月1日
第4代 関根 太郎 昭和60年4月2日 ~ 昭和63年3月31日
第5代 高野 文雄 昭和63年4月1日 ~ 平成3年6月30日
第6代 宮野 禮一 平成3年7月1日 ~ 平成7年3月31日
第7代 山田 勝兵 平成7年4月1日 ~ 平成12年6月30日
第8代 北尾 美成 平成12年7月1日 ~ 平成14年7月31日
第9代 小田島 章 平成14年8月1日 ~ 平成17年3月31日
第10代 河上 恭雄 平成17年4月1日 ~ 平成22年3月31日
第11代 工藤 敏夫 平成22年4月1日 ~ 平成26年3月31日
第12代 前野 一夫 平成26年4月1日 ~ 平成30年3月31日
第13代 佐久間 研二 平成30年4月1日 ~令和4年3月31日
第14代 山﨑 誠 令和4年4月1日 ~ 令和6年3月31日
第15代 先村 律雄 令和6年4月1日~現在