このイベントは、日本電気株式会社(以下NEC)およびグループ会社と、KOSENサイバーセキュリティ教育推進センター(以下K-SEC)の共催により、女子学生がサイバーセキュリティ分野でのキャリアを描くきっかけをつくることを目的としています。今回で3回目の開催となり、キャリア支援室の女子小中学生進路支援・女子学生キャリア支援ワーキンググループもスタッフとして参加させていただきました。
今年は全国から定員を大きく上回る応募があり、その中から27名の女子学生が参加しました。初日はNEC本社の見学後玉川事業場へ移動し、NECグループの女性エンジニアの方々と食事を交えながらキャリアについて語り合うキャリアセッションが行われました。当初、参加者は緊張した様子で集合しましたが、自己紹介ゲームを通じて打ち解け、活発なコミュニケーションが生まれました。仕事や就職活動、進路などについて積極的に質問する姿も見られ、働く女性の姿を具体的にイメージする機会となりました。
2日目は、Wiresharkというツールなどを使ったCTF(Capture the Flag)形式の問題に挑戦するテクニカルワークショップが実施され、参加者はCTFで表示されるヒントや女性エンジニアの方々からのアドバイスを受けながら取り組みました。前日のキャリアセッションでみられた女性同士の賑やかな雰囲気とはちがい、皆真剣な表情で画面に向き合い協力しながら課題に挑戦していました。テクニカルワークショップの時間が足りない、もっとやりたいという声もきかれ、充実した研修になったことが分かりました。
初めは緊張していた参加者たちも、最後には別れを惜しむほどのつながりをつくることが出来たようです。このつながりを大切に、今後の高専生活がより豊かなものになることを願っています。
【NECプレスリリースはこちら】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001058.000078149.html