キャリア支援室のお知らせ

2025/12/8 高専キャリアラボ 第16回

第16回高専キャリアラボが開催されました

今回の講師は、日本電気株式会社(NEC)サイバーセキュリティ技術統括部に所属し、脆弱性診断やペネトレーションテストを通じたセキュア開発支援、さらにセキュリティ人材育成を専門とする中島春香様にお越しいただきました。「キャリアの育て方~サイバーセキュリティを仕事にするまでとその後の歩き方~」というテーマで、中島様がどのようにキャリアを選び、広げてきたのか、その体験をもとに学生に向けて丁寧にお話しいただきました。

キャリア形成の考え方と3つのキーワード

中島様は、人気コミック『BLOODY MONDAY』(講談社 龍門諒原・恵広史)という作品をきっかけにサイバーセキュリティの世界に興味を持ち、「面白い!」と感じたことを大切にしながら進んできたそうです。講演では、「キャリアを考えるうえで、5年後や10年後の自分を整理することは大切です。しかし、計画通りに進まないことも多くあります。面白そうだと思ったことを広げていくことが重要です。」と強調されました。キャリアの正解は誰にもわからない、そもそも正解がないのだから失敗を恐れず挑戦することが大切だというメッセージは、学生にとって心強いアドバイスとなりました。

さらに、キャリアを育てる3つのキーワードとして「積み上げる」「広げる」「返す」を紹介していただきました。自分の興味や専門性を深め積み上げることで軸を作り、コミュニティを広げることで新しい視点やテーマに出会い、社会や仲間に還元することで信頼と役割が生まれると説明されました。この考え方は、セキュリティ分野に限らず、すべての学生にとって指針となるものだとおもいます。

学生の声とキャリア教育の視点

講演後の学生アンケートでは、「Giverであること」「キャリアは作り込むものではなく広げるもの」「深める×広げる×還元する」という言葉が印象に残ったとの声が多く寄せられました。また、「面白いからもっと知りたい、そこから行動して人とのつながりを持ち、選択肢を広げたい」「失敗を恐れずチャンスをつかみたい」という前向きな感想もありました。

今回の講演では「今の興味を大切にし、広げ、つながりを築くことが将来につながる」という柔軟な考え方を示してくださいました。進路に悩む学生にとって、キャリアは正解を探すものではなく、自分らしく育てていくものだという気づきを与える貴重な機会となりました。

サイバーセキュリティ : ソリューション・サービス | NEC


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