2020年10月26日から11月28日までの期間に学生向けハックイベントJPHACKS2020がオンラインで開催されました。電子制御工学科出身の専攻科生である成澤巧徒氏と、同じく電子制御工学科の卒業生(クラスメイト)で、現在は大学院に進学された佐々木岬氏、小林勇斗氏、中村悌己氏によるチーム「13-3XX」が、作品名「Virtual Kintore」(バーチャル筋トレ)というWebアプリケーションを出展しました。
11月7日に行われたピッチデーでは予選グループFブロックで2位となり、11月28日に上位16チームで行われたAward Dayでは三菱ケミカル賞とJPHACKS Innovator認定を受賞しました。イベント全体の結果については次のURLから確認できます。(https://jphacks.com/2020/result/)
チーム「13-3XX」による「Virtual Kintore」は、カメラの画像から姿勢を測定しスクワットや腕立てふせを行うことができるWebアプリケーションです。場所や時間を合わせることなく筋トレ回数を仲間と競い合うことで、コロナ禍でも楽しみながら体を鍛えることを目標に制作されました。カメラで取得した画像に合わせて画面内の3Dモデルが動き、筋トレの回数が読み上げられることで、一人でも楽しく筋トレができます。姿勢の測定にカメラ以外の特別な装置は必要なく、パソコンやスマホなど動作するデバイスが多いことも特徴です。
この記事の掲載時点では、スマホやWebカメラをお持ちであれば、以下のURLから体験できます。
https://virtual-kintore.web.app/
「Virtual Kintore」のデモ動画: https://www.youtube.com/watch?v=PM5yNzFXxdg