電子制御工学科のお知らせ

公開講座「光の残像でメッセージを伝えよう」を実施しました

電子制御工学科 坂元

8月26日(火)に電子制御工学科が企画した公開講座の「光の残像でメッセージを伝えよう」を実施しました。

本講座では光の残像を利用して空中に画像を見せることができる“バーサライタ”についてはんだ付けによる製作と、表示する画像データをPCで打ち込み、表示するまで参加者に体験してもらいました。午前中にバーサライタ本体の製作を、昼休みを挟んで午後から参加者にあらかじめデザインしてもらっていたデータをPCで打ち込み、データをマイコンに書き込み、表示するまで行います。

キットになった部品について順番通りはんだ付けを行いバーサライタ本体を製作していくのですが、今回はほとんどの人がはんだ付けをするのがはじめてだった人が多かったものの、大きなトラブルもなく製作を終えることができました。特に表示部分の発光ダイオード(LED)を16個はんだ付けしてもらうのですが、皆真剣にそれぞれのペースではんだ付けを行っていました。

バーサライタ本体製作の様子

データの打ち込みは参加者がそれぞれ自分のデザインしたデータをPCのエクセルファイルに入力してもらうことを行いましたが、データを打ち終わってマイコンに書き込み、実際に表示してみて思い通りの映像が出てきたときには皆さん笑顔になっていました。そのあとは制限時間ギリギリまで自分のデザインを改良したり、自分の映像を他の人に見せたりと思い思いのやり方で最後まで楽しんでもらえたようです。

バーサライタ 動作確認の様子

本講座は隔年で実施予定のため、次回は令和9年度に実施予定です。興味のある小中学生の方は、参加を考えてみてはいかがでしょうか?

(ただし応募人数の多かった場合は抽選になりますのであしからず・・・)