国立高等専門学校機構は半導体人材育成事業および再生可能エネルギー人材育成事業を実施しており、それらの事業の一環で、プレラボ(Pre-laboratory)制度を実施しています。プレラボ制度は、低学年で学ぶ基礎的な学習内容が将来どのように役に立つかを知ってもらい、学習意欲を高めることを大きな目的としています。
この制度において、放課後などを利用して無理のない範囲で研究室の専攻科生や4,5年生と一緒に研究活動に取り組んできました。今年度は、半導体中性子検出器の開発についての研究活動を実施しています。その研究活動の一環で、本校の2年生、3年生が9月1日(月)~2日(火)に共同研究を実施している理化学研究所 光量子工学センター 中性子ビーム技術開発チームを訪問しました。プレラボ制度で実施している半導体中性子検出器の研究で中性子源として活用している理研小型中性子源システムRANSなど最先端の設備を見学しました。
理研小型中性子源システムRANSの見学の様子