10月4日(土)、公開講座「スポーツ×プログラミング『ミッションラン』」が開催されました。あいにくの小雨となりましたが、参加者たちは元気いっぱいに屋内外での活動を楽しみました。
この講座は、グラウンドに白線を引く「ラインカー」を製造・販売するメーカーとの共同研究をもとに企画されたものです。小中学校でのプログラミング教育が必修化されて数年が経過する中、「体育」と「プログラミング」を融合させた新しい教材として注目を集めています。
ラインカーロボットにはScratchを使ってプログラミングし、グラウンドに円や四角形などの図形を描きます。講座では、まず室内でシミュレーションと実験を繰り返し、ロボットの動き方を理解したうえで、屋外に出て実際に図形を描き、それぞれの図形に「ミッション」を設定して運動を行いました。
「ミッション」とは、四角形の中では「縄跳びを10回」、破線の円では「紙鉄砲を4個鳴らす」といったものです。図形が運動の指示となることで、子どもたちは自然とプログラミングと体育の両方に親しむことができます。
天候の影響で、広いグラウンドでのびのびと運動することは叶いませんでしたが、参加者たちはチームで協力しながら、楽しそうにミッションランに取り組んでいました。講師陣も一緒にミッションに挑戦し、笑顔あふれる講座となりました。
今年度の公開講座一覧は以下より確認できますので、お申込みお待ちしております。