令和8年1月27日(火)に、木更津高専技術振興交流会第43回テクノフォーラムをオンラインで開催し、技術振興交流会会員、非会員、木更津高専の教職員および学生など、合計32名に参加いただきました。

テクノフォーラムの様子
今回のテクノフォーラムでは、木更津高専技術振興交流会の助成を受けて取り組んだ下記3件の共同研究について、その進捗と成果をご講演いただきました。
講演I
講師 木更津工業高等専門学校 環境都市工学科 石井建樹 教授
題目 千葉産バイオマス資源の有効利用に向けた基礎的検討と試行錯誤
講演II
講師 木更津工業高等専門学校 情報工学科 吉澤陽介 准教授
木更津工業高等専門学校 情報工学科 5年 永田凪
木更津工業高等専門学校 情報工学科 5年 鎗水あやね
題目 木更津駅における電子サイネージの最適化開発と
木更津高専発ファッションデザイン教育・研究のキックオフ
講演Ⅲ
講師 木更津工業高等専門学校 電子制御工学科 君塚進 講師
題目 全軸ワイヤ干渉駆動機構を用いた肩義手システムの開発
講演Iでは、竹林問題となっている竹や、廃棄が多く出る落花生の殻について、それぞれ有効な利用方法がないか検討・研究した結果、新たに発見できたことなどがあり充実した研究になった旨ご報告頂きました。
講演IIでは、3名の方からそれぞれのテーマごとにご報告を頂きました。
永田さんからは、木更津駅に設置されているデジタルサイネージで発信する全体的な映像の質を担保すべく、表示する文字の大きさや色などのマニュアルを検討・作成したことが報告されました。
鎗水さんからは、2025年12月6日に開催されたPeace Forever Festa 2025 in 君津でのファッションショー衣装制作について、tenboデザイン事務所とコラボレーションして衣装を制作し大成功のイベントとなった旨報告されました。
吉澤准教授からは、学生2名の研究活動の補足説明と、STEAM教育の「A」(Art・Design)の部分においても、木更津高専から発信できるよう、木更津高専ならではのSTEAM教育や、木更津高専らしさを確立していきたいと考えている旨お話を頂きました。
講演Ⅲでは、既存の肩義手も種類がいくつかあり、機械で動かすような機構を用いているものは重量がかさんでしまい、力のある人でないと使用が難しく、また長時間使用には適していないことがあり、現在は人の腕の半分以下の重量に軽量化して開発中である旨報告されました。
今回も技術振興交流会の助成により、様々な研究活動をすることができました。ご助力を頂き誠にありがとうございます。この場をお借りし御礼申し上げます。
テクノフォーラムは毎年度の10月と1月に、木更津高専技術振興交流会主催のイベントとして開催されており、どなたでも参加可能です。10月のテクノフォーラムはハイブリッド形式で開催され、最新の科学技術の動向や時流に沿った話題をわかりやすく提供することを目的とした講演会と現地交流会を主体としたイベントとなっています(関連ページへのリンク:https://www.kisarazu.ac.jp/news/20251120)。また、1月のテクノフォーラムはオンラインで開催され、木更津高専技術振興交流会の助成を受けた教育・研究活動について、その進捗や成果を報告する講演会主体のイベントとなっています。
地域共同テクノセンターは技術振興交流会の事務局として、テクノフォーラムの企画と運営を担っています。「教育・研究成果の社会実装を目指す教職員や学生」と「高専の技術やアイデアを活用した課題解決を目指す企業や自治体等」との連携を促進するため、今後も、技術振興交流会会員の皆様や地域社会のニーズを踏まえながら、適切なかたちでテクノフォーラムを開催してまいります。引き続き、皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。