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2025 ロボコン関東甲信越地区大会参加報告(ロボット研究同好会)(学生取材記事)

 2025年10月12日、高専ロボコン関東甲信越地区大会がALSOKぐんまアリーナにて開催されました。
今年の競技課題は「Great High Gate」。自分たちが予め積んでおける専有ボックスや2チームで奪い合う共有ボックスを用いてゲートを構築、その下を人が乗った台車と共にくぐるという競技です。

 Aチームとして「それゆけキサンタクロース」が出場しました。
 Aチームは、堅実な戦略と機構を搭載したロボットを早い時期に完成させ、練習時間を多く確保することで地区大会優勝を目指す戦略を取りました。その結果、操縦ミスや機械トラブルがあり全試合ゲート通過とはならなかったものの、9年ぶりの決勝トーナメント進出及び地区大会最多得点を記録し、2年連続となる全国大会への推薦を頂きました。
 目標としていた地区大会優勝は叶わなかったものの、限りなく地区優勝に近い結果を残せたと考えています。ここからは全国大会に向けロボット研究同好会一丸となって活動を続けていきます。昨年全国大会では思うようなパフォーマンスを披露できなかったため、その教訓を生かして国技館で必ずゲートをくぐってみせます。これからも応援よろしくお願いします。

 Bチームは「オクト pass gate」が参加しました。
 「大きく展開することで専有ボックスと共有ボックスを同時に回収する」「タコの装飾で大会に関わる全ての人の視線を集める」この二つを大きな目標にして大会に挑みました。
結果としては2試合中どちらも展開の失敗により、専有ボックスの回収のみで共有ボックスの回収までは至ることはできませんでしたが、審査員の方をはじめに大勢の方々に触手を模したカバーやキュートな頭、コミカルなヘルメットを褒めていただくことができました。この装飾や両ボックスを同時に回収するというアイデア、それを実行しようという姿勢を評価され、株式会社安川電機 様より「特別賞」を受賞しました。
 Bチームはこれから、全国大会への出場が決まったAチームのサポートに回り、彼らが万全の状態で最高のパフィーマンスをできるように取り組んでいきます。今後とも木更津高専ロボット研究同好会へのご声援をよろしくお願いいたします。

(情報工学科4年 星 凌誠,電子制御工学科3年 吉田寛)

Aチーム 準々決勝、無事ゲートを完成させ通過した瞬間

Bチーム オクト pass gate 奮闘の様子