電子制御ミニロボコン2021の様子

電子制御工学科では，1年生の「技術者入門I」という授業の一環で，レゴブロックを使ったミニロボコンを実施しています．今年は3人1チームで，8週かけてロボットを作り上げました．

今年のフィールドは，図のような，前半が黒い線をたどるエリア，後半は壁で仕切られた迷路エリアとなっています．黒い線や壁を無視して進んでもよいのですが，通過したマスの分だけ加点されるので，全てのマスを通過した方が高得点になります．他にも加点ポイントがあり，全てクリアすると100点満点になります．同じ得点の場合は早くゴールした方が上位になります．

フィールド図．

8月3日（火）に，ロボットを披露する場であるミニロボコン競技会を開催しました．授業担当の教職員はもちろん，担当外の先生や上級生も見守る中の開催となりました．

競技会の様子．

優勝ロボット拡大写真．

結果は，14チーム中5チームが100点という好成績となり，走破時間で順位が決められました．1位のチームは「全て秒数でプログラミングしました。結構正確なので、多分100点取れると思います。」という紹介通りの結果で，タイムは38秒．今年は得点順の他に走破時間のみでも順位付けしましたが，最速王は37秒（90点）でした．最速王に次ぐ早さで，いかに正確に素早くゴールしたかがわかります．得点が振るわなかったチームは迷路エリアの通路の狭さで泣かされたようです．

去年に引き続き新型コロナウイルスの影響で，なかなか放課後に残ることもできず，調整が大変だったと思います．それでもなかなか楽しい実習だったのではないでしょうか？

このミニロボコンは，オープンキャンパスでも実演展示しています．