冬休み1日目である12月21日(土)、WNI気象文化創造センター様主催の「高校・高専気象観測機器コンテスト」に参加しました。
このコンテストは「空の状態を測る観測機器を作ること」を目標としており、1次審査通過により10万円の研究助成金を頂き、その資金を基に研究を進めさせていただきました。
惜しくも受賞はできませんでしたが、他の高校・高専の学生や教員の方々との交流や、南極観測船での歴史や景色、大和ハウスの極地開発に関するお話など、とても貴重な機会と、そして研究に対する有意義なご意見も頂きました。
今回私は、純粋な「気象」からは少し離れた、それによって変化する人間の生体情報からの体感温度の推定という特殊なテーマを研究し発表しました。
多くの参加者や審査員の方の専門とは違うテーマであったこともあり、研究意義や手法をあまりうまく伝えることができなかったように感じます。この経験から「誰でも理解できるような説明」の為に必要な要素について、改めて考えさせられることとなりました。
最後に、研究のための資金や発表の場をくださった高校・高専気象観測機器コンテストの関係者の方々を始め、設備や道具をお借りし、ご指導賜った先生方にこの場を借りて深い感謝を申し上げます。
(電子制御工学科 5年 林 恵梧)