機械工学科のお知らせ

キャンパスレポート#01

現在は木更津高専の専攻科で研究活動を行っている先輩がインタビューに答えてくださいました。間もなく大学院への進学が決まっているS.Mさんが木更津高専機械工学科での学生生活について答えてくれました!

ご経歴を教えてください。

木更津工業高等専門学校機械工学科
木更津工業高等専門学校機械・電子システム工学専攻
東京工業大学 環境・社会理工学院

あなたの人と成りや中学時代に熱中したことなどのエピソードを教えてください。

小・中学時代に、生徒会をやっていました。正直あまり最初は乗り気ではなかったと思います。しかし、小・中学ともに背中を押してくださった先生がいたためやってみましたが、今ではとても良い経験ができたなと感じています。少人数ながら人前で話す機会などもあったため、自分で文章を考えて話したりするのは、現在の研究発表にも生きてきているのではと思っています。小・中学の先生方には感謝の気持ちで一杯です!


▲ スキー合宿研修での1コマ 他学科の学生との交流をするのも貴重な経験。

高専への進学を決めたのはいつ頃でしたか?
また機械工学科を選ぶ”決め手”になったものは何ですか?

高専への進学を決めたのは、中学3年生の頃です。正直進路選択の期限ぎりぎりまで悩みましたが、中学3年生の時、ロボコンに参加し「自分に合っているな」と感じたこともあり高専を選びました。また、父親と姉が高専を卒業・在学していたことも影響があると思います。

中学時代の得意科目は何でしたか?

得意科目は、数学だったかなと思います。

高専(機械工学科)に来て大変なことは?
逆に高専(機械工学科)に来てよかった事は?

入学当初は、学校の雰囲気に慣れるのが大変だった記憶があります。中学校とは違い、全てにおいていい意味でも悪い意味でも自由だったので、気を抜いたら授業に置いて行かれるなと思っていました。
高専に来てよかった事は、本科と専攻科計7年間を通して工学分野の勉強をできたことです。大学受験を考えずに、専門分野を勉強できるのは、高専の強みの一つだと思います。また、インターンで海外の大学に行けたことはいい経験になったのでよかったです。


▲ 高専本科5年次の卒業研究発表会 専攻科でも抑草ロボットの研究を継続

高専(機械工学科)では、何に力を入れてキャンパスライフを過ごしていますか?

本科時代は、勉強と部活動に力を入れていました。平日は、日中授業を受けて、放課後部活をしての繰り返しだったと思います。
本科5年および専攻科では、研究に力を入れていました。研究内容が水田除草ロボットの自動運転化ということもあり、学校のプールで、実際にプログラムを変更してロボットを動かしての繰り返し作業だったので、水泳部の次に学校のプールにいたのではないかなと思っています。

授業や研究での思い出に残るエピソードを教えてください。

本科4年生のテスト期間が一番印象に残っています。機械工学科は、4年生時が、専門科目・一般科目ともに量が多く、課題などもあるためテスト2週間前からはクラスメイトと集まって夜遅くまで一緒に勉強していました。多い時には10人~15人くらい集まって勉強していたので、自分のわからない箇所を友達に教わり、自分のわかる箇所を逆に教えるなど、とても恵まれた環境で勉強ができていました。大変でしたが、テストや課題が終わった後の達成感は、凄まじいものでした。また、よくエナジードリンクを飲んでいた記憶があります笑
研究では、除草ロボットの自動走行が初めで動いたときがとても印象に残っています。初めのころはプログラムを上手に動かせるか不安であったため、実験を重ねていき自動走行が徐々に形になって初めて動いたときは今でもよく覚えています。自分で改善したプログラムでロボットが動いているのは、やっぱり面白いし楽しいなと思いました。


▲ 除草ロボットでの実験のために学校のプールで何度も実験 後輩と協力して不具合の検証

最後に在校生や中学生にメッセージをどうぞ!

とりあえず、勉強大変だと思いますが無理せずほどほどに頑張ってください!
また、高専は「自主性」を身に着けられる場所だと勝手に思っています(人それぞれ考え方はあると思いますが…笑)!自分で色々考えたり悩んだりすることは、とてもいい経験になると思います。そして、考えたり悩んだりした後にまだ納得がいかなければ一人で抱え込まずに、積極的に周りの先輩や大人に相談してみてください!


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