学生の活躍のお知らせ

「NEC Security Skills Challenge for Students 2024」で、本校の学生が素晴らしい成績を収めました

 学生を対象にしたセキュリティのオンラインコンテスト「「NEC Security Skills Challenge for Students 2024」が、令和6年9月10日から9月20日まで行われ、全国の高等専門学校生、大学生、大学院生、および日本電気株式会社(NEC)社員も含め、153名が参加する中、情報工学科3年生が3位、4位、6位にという好成績を収めました。また、全国の国立高専参加者のうち上位10名にNECより副賞が贈られ、本校からは6名が対象となりました。10月16日に学内で表彰式が行われ、先村校長から6名に、副賞の記念品が授与されました。

 6名に高得点の秘訣や感想などをききました。
「今回はできる限りノーヒントで解けるように頑張りました。諦めずに粘り強く取り組むことで解けた問題が多くありました。(一部の問題は解くのに3日程度かけました)。昨年度とはまた違った問題構成となっており,楽しむことができました。来年度もまた参加したいと思います。」情報工学科3年 秋本蒼空さん(高専3位)
「昨年参加してからCTFがおもしろくなって、いろいろ参加するようになりました。暗号やバイナリ問題などが多くのCTFで重視されるので、今回、その分野の高難易度問題があるとよかったと思いました。」情報工学科3年 常木丈鳳さん(高専4位)
「高得点のためには諦めずに調べること、普段から幅広いことをやることだと思います。いろいろな分野の問題があって自分の苦手なCTFの分野がわかってよかったです。」情報工学科3年 川崎 直紀さん(高専5位)
「コードやデータをじっくり見て怪しい部分を探し、試行錯誤を続けることでいくつかの問題を解くことができました。簡単な問題もあって解きやすかったです。色々なジャンルの実践的な知識を楽しく学ぶことができた良い機会でした。」情報工学科5年 前田悠希さん(高専8位)
「事前に他のCTFのwriteupを見て知識を増やしていました。他の方々が高得点を取っているのを見て自分も頑張らないとな、と思いました。」情報工学科5年 住吉竜治さん(高専9位)
「初めてのCTFでわからないことが多かったですが、手元でいろいろ試したり、諦めてヒントを見たりして頑張りました。幅広い分野の問題があり、とても楽しかったです。」情報工学科4年 内藤正浩さん(高専10位)

 また、CTFに参加したことのない人へのひとこととして、「自身の書くコードをセキュアにするためにも脆弱性理論を知ることをおすすめします」「問題を見てみるだけでも面白いので良いきっかけになると思います。」「初参加のハードルが高いイメージがありますが、今回のように簡単な問題が用意されている場合もあるので、機会を見つけてチャレンジすると良さそうです。」などのコメントがありました。今回のコンテストでは情報工学科以外の学科の学生も参加し、健闘していました。学科によらず、多くの学生にこのような機会を活かしてほしいです。

NEC Security Skills Challenge for Students 2024開催報告:
https://jpn.nec.com/cybersecurity/blog/241008/index.html