10月16日(日)、高専ロボコン2022関東甲信越地区大会が行われました。
今回は3年ぶりの現地大会ということで、栃木県南体育館で大会が行われました。
今大会の競技課題は「ミラクル☆フライ ~天へ舞いあがれ!~」で、各高専が様々な機構を用いて紙飛行機を飛ばし、指定の着陸個所に飛ばしポイントを集め、合計得点を競うというものでした。
木更津高専Aチームからは、「メカガンナー」が出場しました。2種類の機構を搭載し、
片方はゴムの力によって、もう片方は紙飛行機を自動で折って、ローラーの回転で飛ばすというものです。
ゴムの発射機構はパチンコのように紙飛行機を飛ばす機構。ローラー機構はある程度折られた紙飛行機を大量に搭載し、ばねの螺旋で紙を折る機構まで送り、最後はラジコンのタイヤによって回転を伝え飛ばします。
本番では、紙を折る機構が上手く動いてくれず、ゴム発射機構もゴムを後ろに引っ張るためのモーターがパワー不足で、そこまで遠くに飛ばすことができず、残念ながら予選敗退となりました。
また、僕にとってははじめての現地開催ということで、各高専の実力を痛感した大会でもありました。Aチームのロボットは足回りの軸も加工が十分ではなく、空転してしまう等初歩的なミスが目立つ中、ほかの高専では機構はもちろん、ロボットの装飾まで細部にわたってこだわりを感じたロボばかりでした。コロナ禍の影響で先輩からの引継ぎが上手くいかなかったというのはあるものの、まだ自分たちにできることはあったのではないかと非常に悔しい思いをしました。
来年は「ほかの高専と肩を並べる」ことを目標に基礎的な技術はもちろん、過去に先輩方が行っていた木更津独自の技術を徹底的に研究し、勝ち星を挙げていきたいと思います。
(記事:機械工学科2年 髙橋洋介)