2021年3月から4月にかけて開催された「Fixstars Amplifyハッカソン」にて、木更津高専情報工学科1年越智優真君が、東京大学大学院、東京工業大学、早稲田大学の学生を抑えて、「浅(くて広い)層学習少データでお手軽機械学習」アプリケーションを開発し最優秀賞(賞金40万円)を受賞しました。
本ハッカソンでは、「Fixstars Amplify」と呼ばれる数理的な組み合わせ最適化問題を解くためのクラウド基盤を用いたアプリケーション開発を競いました。
越智君は、米Google、パデュー大学、カナダのD-Waveが報告した量子アニーリングによる機械学習モデル「QBoost」を発展させ、新しい機械学習の手法を提案しました。深層学習の学習部分を組み合わせ最適化問題に置き換えることによって、高精度かつ計算処理が軽い機械学習モデルになりました。
(文:情報工学科 主任 栗本 育三郎)