技術振興交流会のお知らせ

木更津高専技術振興交流会第40回テクノフォーラムを開催しました。

 令和6年10月29日(火)に、木更津高専技術振興交流会第40回テクノフォーラムを開催しました。
 今回も、対面とオンライン(技術振興交流会会員限定)のハイブリット形式での実施で、木更津高専学生・教職員を含む約96名の参加となりました。
 はじめに、技術振興交流会の中野賢二会長よりご挨拶があり、続いて木更津高専先村律雄校長の挨拶に続き、司会者より今回の主旨等の説明がありました。
 続いて、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)地球観測研究センター主任研究開発員の大木真人様から、「人工衛星による宇宙からの災害把握」と題してご講演頂きました。
 講演では、人工衛星が実際にどのように動いているのかや、SAR衛星での地球の撮影方法、宇宙から地球を見ることの大きな利点など、人工衛星で実際に行なわれていることや人工衛星で出来る事、利点等を教えていただきました。
 講演の最後に、現在行われている人工衛星での災害観測等は、JAXAで観測・システム構築・解析をし、その結果を国家機関へ送っているとのことであり、観測から解析までの全てをJAXAが行っているため、今後の展望として、民間企業等も含むオールジャパンでの災害衛星観測ができるよう検討を進められている旨お話を頂き、講演が終了しました。
 その後、技術振興交流会事務局より、今年度取り組んだ事業や、技術振興交流会から助成を受け実施できたことに関する成果等が7件報告され、閉会となりました。
 閉会後、現地参加者の方向けに、数年ぶりに、飲食を伴う現地交流会を実施しました。
 コロナ明け初の開催となった交流会では、学生の学外コンテストでの成果報告や、研究活動の発表、技術振興交流会ロゴデザインコンテストの途中経過報告などが行われました。
 技術振興交流会では、定期的にテクノフォーラムを実施しています。技術振興交流会の活動内容等の詳細につきましては、「木更津高専技術振興交流会ホームページ」をご覧ください。