令和6年12月7日(土)に開催された第17回コンクリート甲子園(主催:第17回コンクリート甲子園実行委員会)において,環境都市工学科3年の4名で構成される「木更津高専環境都市工学科チーム」が総合成績4位,プレゼンテーション部門では優勝の成績を収めました。
同大会はコンクリートの特性や配合設計の基礎知識を身に付けるとともに,コンクリートを製造することで土木技術者として必要なコンクリートの基礎的な感覚を身に付けることが目的とされています。例年「強度部門」「プレゼンテーション部門」「デザイン部門」の3部門に新しい課題が示され,各チームが創意工夫を重ねてそれらの課題に挑戦します。
同チームは「目標強度を必ず上回る」「供試体をより軽くする」「地元産の砂の使用にこだわる」という3つのこだわりを掲げ,夏前から放課後や休日を利用して何度もコンクリートの作製と試験を繰り返しました。
その甲斐あって初出場ながら予選を突破し,45チーム中10チームが進出できる本選に進みました。本選では歴代の強豪校がひしめき,強度部門では5位,デザイン部門では6位となりましたが,プレゼンテーション部門では抜群の出来で見事優勝を勝ち取りました。これらを総合した総合成績では4位となりました。
初出場そして千葉県唯一の出場校として恥じない成績を収めることができましたが,欲をいえば総合3位以内に入りたかったようでした。この嬉しさ,楽しさ,悔しさは次年度以降のチームに引き継いでいただきたいと思います。
最後になりましたが,今回,同チームの大会参加にあたり千葉県生コンクリート工業組合の皆様から多大なるご支援・ご協力を賜りました。心より厚く御礼申し上げます。