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令和4年度関東信越地区国立高等専門学校技術職員研修会を対面形式で開催

 9/7~9の3日間、本校が開催校となり、令和4年度関東信越地区国立高等専門学校技術職員研修会が対面形式で行われました。
 毎年行われるこの研修会は、一昨年はコロナ感染症の影響を受けて延期となり、昨年度はオンライン形式での開催でしたが、3年ぶりに対面形式で開催をすることができました。
 今年度の専門分野は、「土木・建築系」で、6名が参加をし、本校からは川名麻紀技術職員が参加しました。研修内容は、5つの講義(測量学、環境工学、コンクリート工学、計測学、都市計画学)とグループディスカッション(日頃の支援業務紹介)、見学会で構成させていただきました。
 それぞれの講義では、環境都市工学科の先生方のご協力をいただき、充実した講義内容となりました。また、計測学については、共和電業㈱様が講師となり、土木・建築分野における最新の計測技術などの紹介をしていただきました。
 2日目は現場見学を行い、午前中、㈱和幸様にお世話になり、木更津市内にある産業廃棄物処理を行っている最新型の資源循環型プラント工場の見学を行いました。最新型プラント工場は、1日に2,400tの処理能力があるそうで、関東最大級のプラント工場となります。大きなコンクリートの塊や特殊なコンクリートガラも所定の粒径に破砕し、再生骨材ができていく光景は圧巻でした。
 午後からは東京湾横断道路㈱様にお世話になり、川崎市と木更津市を結ぶ東京湾アクアラインの見学を行いました。こちらでは、本校の卒業生2名が案内役として協力をしてくれました。
 卒業生から道路や施設の保全、点検などについて、直接話を聞け、立派になっている姿を拝見し、感無量でした。また、人工島「風の塔」の上で卒業生たちと一緒に記念写真を撮ることができ、記憶に残る研修会となりました。
 最後に、参加者の皆さま、協力をしてくださった関係者の皆さま全員に、この場をお借りして、感謝を申し上げる次第です。誠にありがとうございました。 

                       (記事:教育研究支援センター技術長 嶋野慶次)

開講式の様子

講義Ⅰ 測量学(衛星観測画像を用いた地球環境変化の解析演習)

見学会(資源循環型プラント工場 )

風の塔にて(写真左より48C北村氏、34C川名技術職員、筆者、21C福岡氏)