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留学生ホームステイイベントに参加しました。(7月9日-10日)

 今年、木更津市で行われた「ホームステイイベント」に1泊2日で参加しました。君津市の山の上にある一軒家で一人暮らしをしている山田さんにお世話になりました。山田さんは、中学校で日本語を教えている先生でした。山田さんの人柄はとてもよく、私は山田さんの家に滞在している間、歓迎されているような気がしました。初日は、飛鳥未来高校のプールで泳ぐ予定でしたが、残念ながら水着を持ってきませんでした。私は、あすか学園のプールは遊びのプールだと思っていたのですが、ちゃんと泳げるように訓練するところだったんですね。プールで泳げないにもかかわらず、飛鳥未来高校のメンバーである山田さんに案内してもらいました。見学の後は、山田さんの家に戻って夕食の準備です。夕食は、山田さんが「すき焼き」とサラダなどのおかずを用意してくれました。夕食の準備の間、山田さんからすき焼きの焼き方を少し教えてもらったり、サラダを自分たちの好みに合わせて作ったりしました。山田さんからパンの焼き方も教えてもらい、作ったパンは翌朝の朝食で食べました。私がイスラム教徒であることを知っていた山田さんが、料理に豚肉やワインを入れなかったのには、本当に感動しました。また、料理を始める前に、私が食べられるもの、食べられないものを聞いてくれました。食事の後は、勉強や経済、政治など様々な話題について、本当に長い間、有意義な会話をしました。山田さんは大学時代、経済学を専攻していたので、日本経済について詳しいのです。しかし、その中で一番印象に残ったのは、山田さんから「学生時代は本当にアクティブに過ごしなさい」と言われたことです。アクティブとは、勉強や生活に関係なく、困ったことがあったら恥ずかしがらずに誰かに相談することです。学生時代こそ、様々な面で自分を磨き、学生を卒業して社会人になった時に、家族だけでなく、周りの人たちにも利益を与えられるような人間になりなさいと言われました。このアドバイスは一生忘れないと思います。
 翌日は朝食を食べた後、山田さんから京都の有名なお菓子である「八つ橋」の作り方を教えてもらいました。その後、君津市の南にある鴨川市へ向かいました。鴨川市を散策した後、鴨川市内にあるレストランで夕食をとりました。夕方3時頃、高専に戻ることになりました。君津から木更津まで、山田さんの車で送ってもらいました。今回のホームステイで、私は多くのことを学びました。山田さんのような優しい心の持ち主に受け入れてもらえて、本当に感謝しています。また、このような素晴らしい機会を与えてくださった木更津高専と木更津市に感謝しています。いつかまた、このような体験ができることを願っています。

                  (記事:環境都市工学科 4年 アシュラフラーマン)