K-SECのお知らせ

1年合同ホームルーム(学生取材記事)

 5月18日に開催された1年生の合同ホームルームでは、「ネットワークリテラシー・モラル講習会」で、千葉警察本部サイバー対策犯罪課の星野和彦様からのご講演を聞くことができました。
6時間の講義後ということもあり、疲れを感じている学生が多かったにも関わらず、皆、とても真剣な表情で聞き入っていたようでした。
 私自身も、正直、「ネットリテラシーの話なんか聞き飽きた…」と少々うんざりしていた節があったものの、実際に起きたネットの炎上や事件などの話を聞くと、決して遠い世界の出来事ではないことを感じました。
 授業でも、スマートフォンなどのIT機器を有効活用している高専では、その分、インターネットに触れる機会も多くなります。
 配布された資料に書いてあることは、どれも基本的な事のようですが、インターネットという匿名性の高い世界だからこそ、現実では決してやろうとも思わない事が容易にできてしまうことを、改めて実感しました。
 急速な情報社会の発展は、人間を豊かに、より便利にさせましたが、その一方で、様々な問題点もあることを再確認することができました。
 本講演を聞いて、高専生という未来の技術の一端を担う一員として、インターネットとの向き合い方についてこれからもっと真剣に考えていきたいと思います。
 (機械工学科 1年 城野 未実)