教育研究支援センターのお知らせ

第12回高専技術教育研究発表会in久留米

第12回高専技術教育研究発表会in久留米(令和3年3月1、2日開催)

 3月1、2日の2日間、第12回高専技術教育研究発表会in久留米(以降、発表会)が行われました。本校・支援センターは、福井高専・教育研究支援センターと共に後援高専として、微力ながら本発表会の準備に協力をしてきました。

 平成22年3月に始まった第1回から第8回、第10回は木更津高専で開催をしておりましたが、第9回は舞鶴高専、第11回は福井高専が主催し、全国の高専にその開催の輪が広がっていることを感じます。今回の発表数は、オンラインによる口頭発表のみで30件。聴講者数は92名(久留米高専の技術職員は除く)で、例年よりも多くの参加者数でした。

 発表会の1日目は、久留米高専の本庄校長、高専機構の谷口理事長の挨拶から始まり、「コロナ禍が再認識させた高専への期待」と題し、東京大学、江崎浩教授による特別講演が行われました。最近、マスコミによく見かける「人新世(anthroponce)」やMeFirstから利他主義への変革など、ポストコロナ社会の方向性と科学的根拠とデータの重要性、そして、「強い組織は自由度が高く、最適化は敢えて行わず、多様性を尊重する」には共感をし、とても勉強になりました。先生の言われていた、“理論も大事だけど、動かせないと(can)&動かさない(run)と実態はわからない”というところが、題目にある”高専への期待“といったところでしょうか...

 その後、第1会場と第2会場に分かれ、オンラインでの発表会が開催され、本校の技術職員からも多くの質問が出て、毎回のことながら活発な発表会となりました。発表会の後、北九州高専、教育研究支援室の宮元章技術専門職員による「DX時代における情報セキュリティ -すべての技術職員に求められる変革-」と題した特別講演が行われました。宮本氏は、高専CSIRTにも所属しており、高専機構本部内の情報セキュリティ対策や啓発、インシデント対応などの活動にも携わっており、デジタル化の流れや、その推進プランについてもわかり易く講演をしていただきました。また、世界からのサイバー攻撃はPCやサーバーよりもIoTへの攻撃の方が多いことや、インシデントの常識チェック、情報セキュリティ10大脅威などのとても興味深い講演でした。

 発表会の2日目は、20件の発表が2会場で行われ、谷口理事長からの励ましの質疑もあり、有意義な発表会となりました。その後、閉会式へと順調に進み、無事に第12回発表会in久留米は幕を閉じました。

 最後に、新型コロナ感染症の影響がまだ落ち着かない中、初めてのオンライン発表会を開催していただいた、久留米高専の那須実行委員長をはじめ、田中技術長、久留米高専・教育研究支援センターの皆さまにこの場を借りまして感謝をいたします。

(文責:嶋野技術長)

本校の支援センター室内の様子

本校の支援センター室内の様子

発表者へ質問をされる谷口理事長

発表者へ質問をされる谷口理事長

 


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