令和4年9月14日(水)に、第46回 技術教育研究セミナーを開催した。
はじめに、嶋野技術長から「技術教育研究セミナーの歩み」が紹介され、青柳技術専門職員を講師に、技術学習会『Raspberry PiによるIoT入門体験』、及び学習会を踏まえた意見交流が行われた。
Raspberry Piは、教育で利用されることを想定して開発されたコンピュータではあるが、産業分野・IoT開発でも多く利用されており、今回の学習会では、IoT入門という観点から、回路の接続、初期設定、プログラミング、遠隔操作を体験するとともに、IoT機器を使用する際のセキュリティの重要性について学習した。
コロナ禍により、3年ぶりの学習会開催となったため、初めて参加する技術職員や事務職員が多くいたが、参加者からは「もっと勉強したい」などとの肯定的な意見が飛び交い、職員同士が互いに協力しあい学習する姿に、本セミナーの重要性、将来性を感じることができた。
DX時代にどのような教育が必要なのか、高専ならではの実践教育の改新について意見交流をすることができ、本校職員の研鑽に繋がる充実した学習会となった。
(文責 企画・研修グループ)