木更津高専 電気電子工学科を卒業してから,ふと気づいけばさらに2年たっており,なんだか専攻科を修了したようです.
この2年間の専攻科生活は,正直もともと5年間いたので,その慣性で2年はしれっと通り過ぎたような気がします.
こう書くとネガティブな雰囲気すらありますが,慣れ親しんだ環境や先生,本科時代の研究を続けることもでき,
私はこれが専攻科の1番大きなメリットであるように感じます.
編入学していたら…就職していたら…と考えると,大きな環境の変化や苦節があったであろうと容易に想像つきます.(新たな刺激が欲しい人には向かないかも?)
真面目に考えれば,高専の本科5年間,専攻科2年間を通じて,私は電気電子工学の基礎から応用までを学びました.電気回路,制御工学,電力工学,通信工学など,多様な分野について学び,ついでに他専攻分野のことまで学び,幅広い知識を身に付けることができました.
不真面目に考えれば,7年間在学したことで,のびのびと好き勝手に過ごすことができ,(先生方に迷惑をかけることで,)自分を成長させることができました.
他の高校/大学にいたことはないですが,他の学校ではここまで自由にいろいろなことは経験できなかったと思います.
ざっくり高専は自由な校風なんてよくいいますが,なんでも許されているというより,
学生がやりたいことを(おかしなことでなければ)不当に制限されていない,
なんなら先生も色々相談に乗ってくれたり,教えてくれたりすることもある,
というところでしょうか.
おかげさまで,自身の専攻に関係あることないこと,勉学以外でも様々なボランティアやお手伝いなどを通して幅広いことをでき,満喫したなー楽しんだなーと思います.
7年間で得たことを通じて,これからもそれとなく生きていきたいと思う所存であります.
皆々様方には大変お世話になりました.