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2025 APAC HPC-AI Competition出場プロジェクト(学生取材記事)

 1月8日に神戸の理化学研究所計算科学センターで、APAC HPC AI Competitionの出場メンバーが全国から集まり、キックオフミーティングと富岳の見学会が開かれました。
 木更津高専からは、本コンペティションに参加するチーム Kisarazu Big Branch の情報工学科の学生5人と、指導教員の大枝教員が参加しました。
 APAC HPC AI Competition は、HPC(High Performance Computing)およびAI(Artificial Intelligence)に関する高速化を競う、アジアの大学が参加する大会で、2025年度から日本の参加が始まります。
 約4か月にわたる長期間の大会で、パフォーマンスを向上させつつ、大会最終盤には、自分たちが行ったアプローチやソリューションについて具体的にプレゼンテーションを行います。
 また、4年生の2人は3月にシンガポールで開催されるHPCのカンファレンス SCAsia に参加する予定です。
 1月8日はまず、出場メンバーがそれぞれ自己紹介をしました。多彩なバックグラウンドを持つ方々が集まっており、見学会後に行われた交流会での話の種になりました。
 その後行われた富岳の見学では、理研所属のエンジニアから富岳の前で様々な解説を受けました。無数のノードが搭載された美しいラックと、頭上を這う光ケーブルの下でスーパーコンピュータを拝むことができ、エンジニアとして大変貴重な経験になりました。
 我々のチームKisarazu Big Branchはこれからのコンペティションで最高のパフォーマンスとプレゼンテーションを世界に届けられるように最善を尽くします。これからのご報告にもご期待ください。
(情報工学科3年 常木丈鳳)

理化学研究所計算科学研究センター 富岳の前にて

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