その五「ラララ・シンバ」
2/26(水)曇のち雨。LAMPを設置しにアンドランドヴォリーの村へ行く予定。しかし隊長体調不,胃腸不調によりお留守番。心当たりは昨日のバニラアイスに入っていた氷(海外では水道水が飲めない国も多く,氷は水道水を使うため…)。隊長の無念を背負って出発。
途中までは国道7号という舗装道路を進むが,コンクリが劣化していた穴がぼこぼこ。これをマダガスカル語で「ラララ・シンバ」という(現地ドライバーより)らしい。この道路による縦揺れに苦しめられてひどい車酔い。マダガスカルの大草原や不思議な形の木,そこらのヤギやぜブ牛を眺める。手にエチケット袋を握りしめて。結局朝食を戻してノックダウン。到着まで後方座席で横になっていた。
途中IFVMのローカル拠点に立ち寄って再出発。そこから段々道は険しくなっていく。大自然の中轍を辿って進む2台の車。と1台がぬかるんだ地面に嵌って進行停止。近くの村人と車を押しなんとか救出。
村に到着。マダガスカルの公用語はフランス語とマダガスカル語。英語を話すのは空港やホテル,ガイドなど。つまり村人の言葉はほぼ分からない…地面に絵を描いたりジェスチャーをしたりして交流。
とうもろこしを渡され少しかじったが通訳に「お腹壊すかも」と言われてびびる。村長に許可を貰い大勢に囲まれながらデバイスを設置。たくさんの子供に手を振りながらおわかれ。帰り道に迷う。現地の人に案内され軌道修正。行きより車に慣れて無事ホテルに帰った。
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