機械工学科1年生では「技術者入門I・II」という科目があります。
毎年、所定の課題を満たす製作物を班ごとに製作し、発表会では実演とプレゼンテーションを行います。
今年は「5メートル先の円形状の的に投射物が静止するための機構」を製作する課題を設定しました。工具の扱いに慣れていない学生も多い中、設計や製作手順、資材にかかる予算など、一貫したものづくりのプロセスを体験できるのは貴重な経験となります。
製作の様子
1月26日(火)に、記録会を開催しました。会場は本校第二体育館にて、密接をさけながら換気をして実施されました。記録会では、10回の投射における的からの差分を計測する形で、各班毎に投射・計測を行いました。各班とも工夫を凝らした機構を披露しました。
記録会の様子
発表会の様子
発表会では、各班での工夫した点・苦労した点など、自らの意見をしっかり発表してくれました。アドバイザーとなっている一般特別セミナーの3年生の先輩はWeb会議型式で聴講していただきました。
今年度は分散登校で、工期も短く困難な環境でしたが、学生からは『この授業を通して、クラスの仲間との絆が深まった』『ものづくりの興しさを味わうことができた』との声もあり、今後の学生たちの成長を楽しみに感じます。
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