半導体人材育成事業の一環として新設科目「半導体デバイス工学」が開講

　国立高等専門学校機構は半導体分野の人材育成事業を実施しており、木更津高専は実践校として、電気電子工学科を中心にこの事業に取り組んでいます。この事業の一環で、半導体関連企業から技術者を招いた講義を実施する「半導体デバイス工学」という授業を新設し、10月4日(水)に第１回授業が開講されました。4年生以上が対象の授業で、電気電子工学科の他、電子制御工学科、情報工学科、機械工学科の学生59名が受講しました。第1回目の授業では、(一社) 日本半導体製造装置協会に半導体の現状および半導体を学ぶ意義についての講義をしていただきました。今後、エイブリック㈱、㈱SCREENセミコンダクターソリューションズ、㈱ディスコ、㈱フジキン、三菱電機㈱、ルネサスエレクトロニクス㈱などの半導体関連企業の技術者をお招きして、半導体製造プロセス、ロジック半導体、アナログ半導体、パワー半導体などについて講義していただく予定です。
　本事業では、この授業の他に、半導体関連企業と連携し、工場見学、インターンシップなどを実施して、半導体産業を支える優秀な人材の育成や輩出を目指します。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　授業の様子