学園祭企画「問題解決アイデアコンテスト」を初開催

　令和5年10月29日（日）に木更津高専 地域共同テクノセンターと木更津高専 技術振興交流会の共催により、「問題解決アイデアコンテスト」を初開催しました。本コンテストは、令和5年10月28～29日に開催された学園祭の企画のひとつであり、地域課題の解決や企業等の業務改善に資するアイデアを学生から提案していただき、優れたアイデアを表彰するものです。
　はじめての開催となる今回のコンテストには５チームが参加しました。１チームあたり５分間のプレゼン発表と３分間の質疑応答で、それぞれのアイデアを披露していただきました。技術振興交流会からは、５名の役員の方々に審査員としてご出席いただきました。また、発表終了後の表彰式では、技術振興交流会の中野賢二会長より、最優秀賞と優秀賞を獲得した２チームに対して表彰状と副賞を授与いただくとともに、全体の講評をいただきました。
　授業や実験実習で身に着けた専門の知識や技術を活かしながらも、専門分野の型にはまらない柔軟な発想と複眼的な思考で問題解決に挑む姿勢を涵養するうえで、こうしたコンテストは貴重な機会といえます。会場には保護者や地域住民の方々にもお越しいただき、高等教育機関にふさわしい活発な議論が展開される活気ある企画となりました。コンテストに参加した学生諸君の意欲的な取り組みを高く評価するとともに、コンテストにご賛同・ご支援くださった木更津高専 技術振興交流会に心より感謝申し上げます。
（環境都市工学科　教授／地域共同テクノセンター長　島﨑彦人）

　
        コンテスト会場での発表の様子1                    　コンテスト会場での発表の様子2
　
　　　　　　　　質疑応答の様子　　　　　　　　　　　　　　表彰式での優秀賞の授与
　
　　　　表彰式での最優秀賞の授与　　　　　　　　　技術振興交流会長中野賢二会長による講評

なお，最優秀賞および優秀賞を受賞したチーム名とアイデアは以下の通りです。

最優秀賞
チーム名：ハンザクラス
アイデア：インクルーシブセーリングを実現する操船インターフェイスの開発

優秀賞
チーム名：ゴリラ親衛隊
アイデア：ゴリラの環境エンリッチメント