トピックスのお知らせ

4年生見学旅行(11月7日~10日)(学生取材記事)

機械工学科
 2023年の機械工学科の見学旅行は、 11月 7日 から 11月 10日の日程で三重県、兵庫県、大阪府を訪れました。
 三重県ではDMG森精機株式会社様、兵庫県では川崎重工業株式会社様、大阪府では株式会社エクセディ様、ダスキンミュージアム様を見学させていただきました。
 DMG森精機様ではお客様に向けての展示場や組立工場、工作機械の土台などを加工する加工工場を見学させていただきました。 一目で各発注に対する進捗が見られるような管理体制になっていました。 製品 1つにつき、 1人の技術者が完成まで関わる DMGに適した仕組みだと感じました。
 川崎重工業様では非常用発電機製造工場、バイクの製造工場の見学をさせていただきました。バイクの組み立てラインでは、バイクとともにそのバイクに使う部品が流れており、余計な部品を流さないようにして組み間違いが起きる確率を出来る限り低くする工夫がなされていました。
 エクセディ様では製品の工場や試験場などを見学させていただきました。 工作機械ごとにどのような危険 (高電圧や高温等)があるかがステッカーで一目見たら分かるようになっていました。
 また、どの会社においても整理整頓がきちんとなされており、小さな工具に至るまで全ての物の場所が決められていました。いつでも同じ作業が同じようにできる現場になるため、作業の標準化にもつながる。さらに、作業を指示する側も、指示を受ける側もスムーズに行えるようになることなどが考えられます。整理整頓一つとってもより良い現場づくりの大事な要素であると感じました。
 ダスキンミュージアムではお掃除館とミスドミュージアムがあり、楽しいひと時を過ごしました。特に併設されているミスドにはドーナツ詰め放題などがあり学生たちの笑顔の絶えない空間となっていました。
(機械工学科4年 常慶 美海、田倉 瑞己、中村 光希、原 啓起)
 

電気電子工学科
 見学旅行でキオクシア四日市工場、SCREEN彦根工場、三菱重工高砂製作所の見学をさせてもらいました。
 特に印象に残ったのはキオクシア四日市工場で、半導体の設計から前工程、後工程まですべての工程を行っている会社でした。後期からの半導体デバイス工学という授業の中で工程の流れを学んでいましたが、実際に見ることができてとても貴重な体験ができたと思いました。
(電気電子工学科 4年 小榑瑞希)

電子制御工学科
 私たち電子制御工学科は、AGC株式会社千葉工場・セイコーインスツル株式会社高塚事業所・株式会社ディスコ桑畑工場・広島平和記念資料館を見学しました。
 AGC株式会社千葉工場では、バスの中から化学品の大規模なプラントを見学しプラントの規模の大きさや構造の複雑さを実感するとともに、高専卒の先輩社員との座談会も開催していただき貴重な経験となりました。
 セイコーインスツル株式会社高塚事業所では、生産技術や開発研究をしている工場内を見学しました。時計以外にも加工機械・生産機械を手掛けていらっしゃる電子制御工学科と非常に近い企業でした。
 株式会社ディスコ桑畑工場では、半導体素子の製造工程で使用されている装置の製造現場で組み立て工程や生産技術の内製化についてご説明頂きました。
 見学旅行での貴重な経験を今後の進路選択に生かしたいです。
(電子制御工学科4年 稲葉 陸)

              3社への企業見学と原爆ドームにおける集合写真

情報工学科
 私達、情報工学科4年生は見学旅行で2023年11月7日(火)から11月10日(金)まで大阪で活動しました。
  1日目は、強風のためアクアラインが通行止めの為、スケジュールが変わってしまいましたが、予定していたパナソニック ホールディングス株式会社 製品セキュリティセンターの見学を間に合いました。機器の脆弱性に関する話や、最近のセキュリティに関する話題を聞けました。とても興味深い話が聞くことができ大変有意義な機会でした(詳細は別記事参照)。 
 2日目は造幣局、パナソニックミュージアム松下幸之助記念館と大阪大学に行きました。造幣局では、実際の硬貨が作られる過程を見ることが出来ました。松下幸之助記念館では、松下氏に関する展示などがされており、松下氏が電車に轢かれかけて死にかけた話が印象に残りました。大阪大学では、研究の成果などがまとめられている博物館を見学しました。キャンパス付近で発掘された、マチカネワニをとても推していてマスコットキャラクターがワニだったり、至る所にワニがいました。夜は、クラスのみんなで焼肉を食べに行きました。クラスメイトと七輪を囲んで食べる焼肉はとても美味しかったです。
 
         造幣局、パナソニックミュージアムにて集合写真
   3日目の自由行動では、皆さんが自分の好きな場所へ行きました。本記事作成者はグルメ巡りに西成に行きました。安価で色々な種類の料理を食べることができ、大満足でした。食後は、新世界、あべのハルカス、飛田新地など周辺のスポットを観光しました。
 4日目はホテルチェックアウト後に解散されました。普段行く大阪でも、友人やクラスメイトと共に行く事でまた違った楽しさがありました。
(情報工学科4年 川名 大輝、 小柴 颯太)

環境都市工学科
 環境都市工学科は11/7~11/10の4日間、横浜、神戸に行きました。
 初日は、高速横浜環状南線、横浜湘南道路横浜トンネルの見学予定でしたが、悪天候のため中止となり横浜中華街を散策した後神戸へ移動しました。
 2日目からは、神戸を拠点とし、実大三次元振動破壊実験施設、人と防災未来センター、阪神高速震災資料保管庫を見学しました。被害の様子を実物やリアルに近い映像で見ることができ、大変貴重な体験でした。
 3日目は、1日自由行動でした。各自USJや大阪、京都を散策しました。私たちは神戸の異人街周辺を散策しました。
 4日目は、橋の科学館・舞子海上プロムナードを見学し、午後は解散となりました。各自帰宅したり、延泊したりして観光や散策をしました。
 私たちの学年は新型コロナウイルスの影響で、宿泊を伴う学校行事が他学年よりも少なく、昨年度のスキー合宿も全員参加とはいかなかったため、今回3泊4日という長い日数での見学旅行はさらに仲の深まる良い機会となりました。
 私は将来防災関連の仕事に就きたいと思っているので、今回地震災害の資料館を見学することができ、沢山考えることがありました。
 就職活動や編入試験準備が始まっていますが、今回の学習が将来に良い経験として繋がるといいなと思います。
(環境都市工学科4年 三上 ちひろ、門間 倖菜)
 
    阪神高速震災保管庫見学風景          自由行動(神戸北野異人館街散策)

      明石海峡大橋前にて