その二「飛ばない飛行機」
2/24(月)午後16時59分南部の都市チュレアールまで飛行機で移動。のはずが,何やらざわつきだす待ち合い所。聞こえてきたのは”チュレアール便が悪天候での延期”。事前に国内線は雷雨で飛ばないことがあるとは聞いていた。
17時03分。どうやら本当に飛ばないらしい。翌朝6時に飛ぶかもしれないけれどまだ不確定で分からない。幸い明日の予定は調整可能,ただ車はもう帰ったしホテルはチェックアウト済み。危うしマダガスカル探検隊。しかし,この状況に驚きと困惑だけでなく,予定通りにならない旅を楽しむ気持ちでいられた。
JICAや峰さんと状況を確認しながら荷物を回収し,タクシーに乗りホテルに戻る。数時間前チェックアウトした部屋でもう1泊することに。次のフライトがどうなるか分からない中,出来ることを前向きに考えるメンバー。最終的に翌朝6時15分との連絡がありホテル出発は朝4時半になった。学生メンバーで変更日程を話し合い,翌日の午前に着ける方向で時間調整をして計画を見直す。限られた時間でも次のフライトに向けて就寝。
25日朝3時半目が覚める。2度寝をして4時起床。身支度をしてまだ暗い町を車で移動。日中の喧騒はなく静か,一方すでに活動しているマダガスカルの人も見かけられた。寝不足のまま2回目の国内線受付をして手荷物検査。今回は両側プロペラで,座席4列と小さめの飛行機。
無事離陸し,いよいよチュレアールへ。
マダガスカルでの波乱万丈な1日が始まります。
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