8月27日(金)にオンラインで行われたThe 16th International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics(16th ISEM’21:第16回実験力学における先端科学技術に関する国際シンポジウム)高専生ポスター発表部門において、機械工学科から2名の受賞がありました。
優秀な発表者に贈られる「The Best Research Prize」を専攻科:機械電子システム専攻1年 内山伊織さんが受賞されました。機械材料研究室(指導教員:青葉知弥准教授)に所属する内山さんより研究内容についてコメントを頂きました!
今回はThe Best Research Prizeという栄誉ある賞を受賞することができて嬉しく思います。私は6000系アルミニウム合金の強度向上について研究していました。現在自動車の材料が軽量化・低燃費化のため比重の重い鋼からアルミニウム合金へと変化しています。
しかし、アルミニウム合金は鋼に比べ強度が低いため強度向上が求められています。そこで、それぞれ成分の異なる3種類のアルミニウム合金を多軸鍛造法で加工し、加工後の試料の特性調査及び強度向上が行われたか引張試験や硬度測定、金属組織観察を通し、加工法の有効性について実験しました。
独自性の高い研究内容に贈られる「CASIO Challenge Prize」を機械工学科5年 香川歌花さんら(流体研究室一同)が受賞されました。流体研究室(指導教員:石出忠輝教授)に所属する香川さんより研究内容についてコメントを頂きました!
この度は,ISEM2021にて開催されました高専ポスターセッションにおきまして,Casio Challenge Prizeという栄誉ある賞を受賞することができ,とても光栄に思っております.今回私たちは「Study on Aerodynamic Characteristics of Flapping Wing」というタイトルで発表をさせていただきました.近年バイオミメティクスの分野での研究が盛んに行われており,特に鳥や昆虫などの飛翔生物を模倣し空力性能の向上を目指す研究が行われています.また鳥の翼の作りを研究しそれを模倣することで,実際に飛行することができるロボットの製作を行っています.
今回の受賞を励みとし,日々の研究により一層励んでいきます.本当にありがとうございました.
オンラインおよび英語でのポスター発表でしたが、自身の研究内容について堂々と発表することができました。お二人には賞状と記念品が授与されました。今後とも研究活動でのご活躍を期待しています。
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